2014年6月8日日曜日

6月議会一般質問のご案内

<武蔵野市議のブログより>

6月11日から開会する武蔵野市議会6月議会(第二回定例会)での一般質問の通告を行った。施設管理への包括委託、保育園の待機児、学童クラブの今後について質問する。

 通告文は下記のとおり。順番は13番目なので12日のお昼前後の順番となりそう。ご都合があえば、本会議場、ネット中継などで当日の様子をご覧ください。

1.今後の公の施設の改修、保守・管理費用について

市民文化会館の改修に象徴されるように、公の施設の改修、保守・管理を費用面からどのように行うかが大きな課題と考えられる。公の施設の再編、統廃合も今後考えることになるが、その前に、現行の保守・点検業務について下記を質問する。

(1)指定管理者制度により、保守管理費用はどの程度、効果(経費削減など)がこれまでにあったのか。

(2)保守・管理業務等を一つの施設ごとではなく、複数の施設の管理・保守を包括的に委託することや道路の清掃と巡回点検、簡単な補修を包括的に委託することで管理費用などの効率化やコスト削減が考えられるが、このような包括管理委託について見解を伺う。

(3)包括委託だけではないが、コストダウンだけが競われると質の問題が起きてしまうため、どのように入札の制度設計を行い、評価をするかが問われてくる。本市では、総合評価制度を試行的に導入し、「第四次武蔵野市行財政改革アクションプラン」では、平成27年度で検討し28年度に見直すと計画されている。現状での総合評価制度の課題と見直しの際に、上記の包括的委託制度の検討を行うべきと考えるが見解を伺う。

(4)施設に注目しがちだが、重要なインフラとして道路があり、改修、保守・管理コストも重要な課題と考える。本市の道路の保守は適正に行われていると評価をするが、他自治体と比較して、コストが適正なのか判断がしがたい。そこで、面積当たりの補修費が他自治体と比較してどの程度なのかを伺う。

(5)今後の調整計画の議論で、どの程度までは必要なのかを議論するため道路の維持コストを明確にすべきと考えるが見解を伺う。

(6)道路は新設すれば、その分、維持コストが増えていく。人口減少社会となる以上、計画はあったとしても不必要な道路はなくすことも検討すべきではないか。見解を伺う。

2.保育園の待機児対策について

 これまでの市の対応は評価をするが、保育園が不足しているのが現状である。国や都が施設整備に補助金を設けていることもあり、新設だけではなく、既存の保育園の改築、移転などにより定員を増やすことも早急に行うべきと考え、以下を質問する。

(1)仮園舎の場所などの課題は承知をしているが、昭和43年に建築された南保育園など公立園の改築を検討し実施すべきではないか。

(2)民間認可保育園にも老朽化等で新築、改築が必要になった場合、市としても支援を行うべきと考えるが見解を伺う。

(3)旧西久保保育園の土地等、市や土地開発公社が保有する土地の有効活用による新規や建かえ支援も行うべきではないか。

3.学童クラブについて

 先のニーズ調査では、学童クラブにも待機児(保留児)の可能性が示されていた。また、政令が示されたことで条例化への国の考え方も示されている。そこで現状と今後について質問をする。

(1)現在のように待機児は出さないことを今後も基本的な考え方とすべきではないか

(2)条例化を前に、参酌基準として児童1人当たりの面積が示されたが、現状の市内公立、及び民間学童クラブでの1人当たりの保育面積はどのようになっているか。

(3)武蔵野市の学童クラブでは、参酌基準以上の基準を基本的には設けていくべきではないか。

(4)国が示した「一体化」の方針は、武蔵野市で行われている学童クラブとあそべえの連携を意味していると考えるが、見解を伺う。

(5)先の放課後施策推進協議会では、あそべえの企画運営会議について議論がされていた。結果は今後と理解しているが、連携にはあそべえの組織体制の見直しが必要ではないか。特に企画運営会議の位置づけが不明確であり、管理責任が不明瞭になると考える。市としての現状認識と今後についての見解を伺う。以上


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