<名古屋市会議員のブログより>
本会議における質問は、大まかに分けて次の3つ。
・代表質問・・・会派を代表して市長並びに当局に対して質問(通常代表質問は予算議会または市長改選後におこなわれる。)
・個人質問・・・市長の提案した議案に対する質問
・議案外質問・・・市長が提案した議案以外の事項に対する質問
いずれの質問においてもその役割は、市政全般について、その事務の執行状況や将来の方針等の報告・説明を求めたり、また施策の提案をしたりする。したがって、執行機関である市長をチェック・監視する役目を負う議会にとって、本会議における質問は極めて重要な役割の一つといえる。
さて、本会議質問にあたり、多くの議員は、質問を事前に担当局の総務課長または庶務係長に提出する。総務課長らは、担当課長と答弁を摺合せ答弁案を作成する。それを局長にあげて局としての意思を決定。その後、局としての答弁を事前に議員に提出する。これをいわゆる「答弁調整」といっている。
中には事前の「答弁調整」を八百長だと批判する人もいるが、私はけっしてそうは思わない。本会議で内容を知らせることなく質問し、市長並びに当局が本市としての意思決定を行うことができず、的確な答弁ができないまま、いたずらに時間が過ぎるより、事前に局として、または本市としてしっかり議論し意思決定していただいた上で答弁していただいた方が、より議論が深まる場合もあるからだ。
しかし、答弁調整も行き過ぎると、本会議における緊張感が全くなくなってしまう。そこで、我が党は、本会議で答弁をいただいた後の再質問は、一般的に答弁調整のない「ガチンコ」でやることが多い。こうして、議論を深めることと、緊張感をバランスよく保っているのである。
6月定例会における本会議質問は、6月25日・26日・27日の予定です。
http://blog.livedoor.jp/minami758/archives/2170776.html
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