2016年8月30日火曜日

どちらが読みたくなる? 議会だより

<武蔵野市議のブログより>
http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52470462.html


武蔵野市議会広報委員会で市議会だよりをより多くの人に読んでもらえるように検討を続けているなか、あきる野市議会を参考にしようと研修会を行った。
akirunop1

【上があきる野市議会、下が武蔵野市議会の表紙)

musasino_ページ_1


 あきる野市議会は、約3年前にフリーペーパーのようなデザインに変更し話題を集め、マニフェスト大賞の受賞やメディアからも注目されている。研修会では、この冊子の制作に取り組んできた子籠あきる野市議会議員を講師に、リニューアルの経緯について伺った。

 子籠議員は、まず手に取ってもらえるように表紙のデザインを重視。次に、読みたくなるようになるべく文字数を減らし、特に余白を使うデザインとした。住民に関心をより持ってもらうために市内の人たちに座談会をしてもらうことや小学生にインタビューした記事を作った。内容が住民にとってどうなのかの視点でタイトルを考えるようにしたと話されていた。デザインはご覧になっていただければ一目瞭然だが、タイトルは、例えば、「○○条例を可決」のようなものではなく、「○○料が上がります」などのようにしているという。確かに、議案の名称を書かれても何かの呪文のようで中身が分からないことが多い。参考にしたい視点だ。文字の長さも、つい長く書いてしまう自らを振り返ってしまった。

2p_ページ_2
musasino_ページ_3


上があきる野市議会の一般質問のページ。下が武蔵野市議会の一般質問のページ)

  話を伺っていたデザインの重要性もさることながら、市役所の一階にそれまでの議会だよりと他市の議会だよりを並べて、どれが読みたくなるかのアンケートを取り、実際に関心が低かったことを確認。デザインを変えた後でも新旧を並べ、どちらが良いかをアンケートしていたことだ。

 武蔵野市議会だよりが読みにくい、あるいは、このままでも良いとの意見があるが、作り手だけで考えるのではなく、読む人に聞いて考えていくこと必要なのだ。
 どのようにするかがこれらかの協議だが、手に取って読みたくなるデザインに変えられるか考えてみたい。あきる野市議会を参考にしたいが、同じでは面白くない。武蔵野市議会らしいデザインにすべきだろう。
 どのようなデザインが良いか、ご意見をお寄せください。


(↓あきる野市議会の特集ページ)

2p_ページ_1

0 件のコメント:

コメントを投稿