2018年11月3日土曜日

基山中3年生14人が子ども議会 観光や防災審議

<佐賀新聞より>

中学生が町の将来について意見を交わす「子ども議会」が20日、基山町議場で開かれた。基山中の3年生14人が議会側と執行部側に分かれ、町の活性化や防災に関する3議案を審議した。
 同町議会(品川義則議長、定数13)が議会改革の一環として実施した。議会の模擬体験を通じて、自分の考えを町に提言することにより、町政や議会活動への関心を高めてもらう狙い。町議がサポート役などを務めた。
 子ども議会では、4人が町長や担当課長など執行部側、10人が議員側を担当した。町長役の梅田歩乃花さん(14)が、「町の観光資源を活用した施設とにぎわいに関する条例の制定について」「町の災害の対応に関する条例の制定について」など3議案の提案理由を説明した。
 質疑では議員側から「(活性化策の一つとして提案された)写真コンテストには町外の人にも募集をかけてほしい」「基山の特産物とは何か」などの質問が出され、担当課長役の生徒らが答えた。
 議員役を務めた長野陽人さん(15)は「自分の意見を出して町政への関心が高まった。町の活性化に生かしてほしい」と話した。

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