2018年11月24日土曜日

二元代表制と国政政党

<船橋市議のブログより>

何度かこのブログでも書いているような気がしますが、国政政党と地方議会の関係を考えた時に、さてさて。という感じです。

 今回、来年予定されている統一地方選挙の国政政党公認の話がありまして、申請をしないこととしましたのでここで説明をしておきます。

 私は予てから自由民主党の党員でありまして、安倍総裁をはじめ、国会の諸先生方の活動を支持申し上げております。そして、その様々なご尽力にも敬意を表しております。

 しかし、改めて、地方議会の二元代表制や会派というものを考えた時に、さて?政党公認選挙ってなんじゃ?という疑問があるのです。

 都道府県や多くの政令指定都市では、自由民主党の党員イコール会派となっているケースがほとんどですが、一般市町村においてそのようなケースは稀です。もっというと、二元代表制のことを常日頃言っていながら、選挙の時だけ国政政党公認で「会派」はどこ行っちゃったんだ?的選挙って、有権者をバカにした話のようにも思えるのです。

 ましてや、船橋市議会において国政における自由民主党の基本的スタンスや政策を批判された時に、それを抗弁するような党員議員もおらずただひたすら場外で不規則発言をいうだけの議員たちに「自由民主党公認」があるのだとしたら、むしろ私はご遠慮申し上げたいと思うのも一つの理由でもあります。

 二元代表制は言うまでもなく、議会対執行機関のそれぞれの考え方や意見のぶつけ合いをするのですが、国政政党における政策を意識した政治的行動も皆無であります。

 私の気持ちを決定づけたのは、先般のブログにも書きましたが、健康福祉委員会における意見書の取りまとめ過程における自由民主党籍を有する議員たちの愚かな言動です。

 過去を顧みない議員というのはアリなのか?
 (上記をクリックしてください。)

 私は今度の選挙では、この国政政党と会派、そして二元代表制とはなどをなるべく説明をしながら、地方議会への理解を深めていただく訴えをしていきたいなと漠然と思っています。

 政府与党の自由民主党は様々な暮らしに関係する政策を推進していますが、それに叛旗を翻すような意見書を提出するということはいかがなものかと考えます。

 私は、国政における自由民主党の政策は繰り返しになりますが、十分に尊重をし、地方議員として支持・尊重をして参りたいと常々考えております。

 地方分権が進み続けている現在、地方議員の立ち位置と国政政党の関係というのはどうあるべきかを真剣に考えたいと思います。

https://ameblo.jp/hasegawamasaru/entry-12418859682.html

0 件のコメント:

コメントを投稿