市会議員と市長は、ともに住民の直接選挙で選ばれた市民の代表だ。地方自治体では、国の議院内閣制、つまり国会議員が国会議員のなかから行政の責任者である内閣総理大臣を選ぶこととは異なり、市民が首長と議員をともに直接選挙で選ぶ。これを二元代表制という。
行政運営の責任者である市長に対して、議会は行政運営の基本となる予算や条例を審議・議決することなどによって、行政をチェックする役割を担っており、市政は、議会と市長が相互の抑制と均衡によって緊張関係を保ちながら推進されている。
さて、執行機関をチェック、監視する役目を負う議会にとって、最も重要な役割の一つが「議会質問」だ。「質問」では行政運営全般に対する考え方や議会に提出された議案について行政当局の考え方を問いただす。名古屋市会においては、議員個人の立場・観点で行う「個人質問・議案外質問」と、所属する会派を代表して行う「代表質問」の2つがある。
今回、自民党代表質問をおこなうのは、西川ひさし政調会長(昭和区)。自民党市議団では、すでに、2月定例会代表質問の準備とともに、個人質問の準備が始まっている。今日は交通局、住宅都市局、教育委員会、消防局等に対し、質問に向けた調査をおこなった。
2月定例会における本会議代表質問は2月24日(火)に、個人質問は2月25日(水)~27日(金)に行われる予定だ。
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