2月24日開会の八尾市議会3月定例会では、同市議会初の「予算決算常任委員会」が15年度当初予算案を審査する。予算議案を行政部門別委員会に分割付託せず、決算まで同一の委員会で一体的に審査する試みは大阪府内の議会としても初めて。
八尾市議会は、議会の監視機能・政策提言能力の向上や、開かれた議会の推進のため、常任委員会による所管事務調査の開始、市議会だよりの全面リニューアル、地元の大学と地域連携に関する覚書の締結、市議会における大規模自然災害発生時の対応要領の策定、タブレット端末の導入など、さまざまな議会改革に取り組んでいる。こうした議会改革の一環として、昨年12月22日、議長を除く全議員で構成する予算決算常任委員会を設置した。
予算決算常任委員会の設置により、予算を審査した議員が決算を審査できるようになるとともに、決算審査の結果を次年度の予算に反映しやすくなることから、議会の監視機能が今後、一段と高まると期待されている。
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