<松坂市議のブログより>
議員になって13年目にして会派新人の私。今月14日に松阪市議会に作った会派「グループ皐(さつき)」の部屋(会派控え室)が出来て、きのう引っ越しました。
部屋を作りつつ、メンバー一番の若手、深田龍議員(35歳)、メンバー一番の新人(10月5日に議員)、西口真理議員と、どんなふうな事業に取り組んでいくか、協議をしています。
メインは、議会改革。そのために何をしていくかという方向付けです。
もちろん、松阪市議会の課題解決のための腹案はいくつかあります。
きのう、議員になって16日目の西口さんがぼそっと言ったある一言が、実は、変えるべき部分が象徴的に集約されているのです。
「みんな、採決のとき、ほんとうにわかっているんやろか? わたし、今度の給食センターにPFIを導入するって話、報告書読んでも、さっぱりわからんだワ!」
そうなんです!
議会改革としてもっとも力を入れなければならないのは、審議の過程です。その部分が、現状では「質疑ー答弁」(本会議も委員会も)だけで、議員間討議はないのが実情。
いま、制度として日程にとって付けた議員間討議は本末転倒がはなはだしく、まったく意味が形骸したものとなっていますので抜本的な見直しが必要です。
採決に持っていくまでの審議日程の中に専門家や有識者への意見聴取、市民意見の反映、市民からの疑問の声への回答、議員間での意見交換をひっくるめて議員間討議として会議の中心に置き、必要に応じ、市長や担当部課への質問をしていく一連のプロセスが、採決に至るまでの間の議会審議の中にあって然るべきですが、限られた日数の中の過密な審議日程の中で何も行われていない現状をどう変えていくか。
わたしは、そこが議会改革のコアなところだと思っています。
その部分について、調査研究していくことも会派の活動に位置付けていく予定です。
きょうは、新しい給食センターのPFI導入について、この会派で聴き取り会を実施します。
http://blog.livedoor.jp/kaiju_matsusaka/archives/52230329.html
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