<佐賀新聞より>
伊万里市議会の盛泰子議長は2日、初めての定例記者会見を開き、5月に就任して2回の定例議会を終えての所感などを語った。議長の定例会見は県内自治体では例がない。今後も定例議会終了後に定期的に開く方針。
盛議長は就任時の所信表明でも「記者会見は市長の専権事項ではない。折に触れて議会の今を語ることは議長の大切な役割」と方針を打ち出していた。県内では県議会も含めて議長の定例会見を行っている自治体はないが、全国的には長野県飯田市や三重県四日市市など広がりが見られ、議会基本条例に会見事項を盛り込んでいる例もある。
会見で盛議長は計2回の定例議会で、本会議中の休憩のタイミングを変えたり、分かりづらい議会用語を言い換えるなど工夫したことを説明した。「よりスムーズで分かりやすい議会運営に向けて、議会運営委員会に相談しながら進めていきたい」と述べた。
また九州電力との原子力安全協定に関する質問には「選挙で議員も入れ替わったので、意見交換の場を持って考えたい。個人としては、立地自治体並みの協定を求めていくべきという立場は変わらない」と答えた。会見は多久島繁副議長も同席した。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/235820
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