2015年10月30日金曜日

福井県市町議員合同研修会

<敦賀市議のブログより>


こんにちは!

福井市の福井県自治会館の多目的ホールで、
 
福井県内の市町議会議員の合同研修会が行われました。

内容については、メモパッドでメモした内容を下記に張り付けします。

立法機関としての地方議会

講師:慶応義塾大学 教授 片山善博

🔴議会のあり方について

国会は、審議の際に、

参考人を呼んで専門的な知見を得て審議している。

公聴会をして国民の声を意見を聞いている。

地方議会は、重要案件でも参考人招致や、公聴会も行なっていない。

議論の行方によって結論が変わる議会じゃないと議会の意味がない。

ハラハラする議会じゃないと誰も傍聴に来るはずがない。

結論ありきの議会では何にも面白くなく、結論が変わらない議会なら議員は不要である。

🔴首長と議会のあり方

首長を守るのが議員の仕事ではない。

住民を守るのが議員の仕事である。

地方議会には与党も野党もない。

あくまで二元代表制の元に議員、首長がいる。

首長と議会の間はきちんと距離を保つべき。

🔴議案の修正について

議案の修正、予算の修正は首長としては非常にありがたい。

住民の代表である多数の議員がきちんと精査して修正してくれるのは大歓迎。

🔴アメリカではホームページで議案を全部出して住民に見てもらい、住民から意見をもらう。

🔴年に4回しか議会をしないのは明治時代の話。時代錯誤。

4回の会期を決めてやっているのは東洋の片隅である日本と韓国ぐらい。

今の時代にはついていっていない。

🔴一般質問での提案は、議員立法し議案として提案すべき。

議案こそが大切であり、一般質問は大切ではない。

いい一般質問であるならば議案にすべき。

委員会で議案にして本会議で決議したり、まず議案にすべきである。

賛同者がいないなら議案にはならない。

議案は議員がつくる。

首長がつくるものでもない。

今の一般質問やり方は異常である。

一般質問より議案をより重視すべきで一般質問はいらないぐらい。

🔴物事の決め方

物事を決める際は、なるべく多くの人がかかわり、ある程度納得できる物事の決め方が必要。

議会報告会は、物事を決める前にするべき。

片山善博    講演会  まえかわメモより

http://azure.meblog.biz/article/26467990.html

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