2017年12月30日土曜日

会津若松市議会12月定例会が閉会

<会津若松市議のfacebookより>
 
昨日、会津若松市議会12月定例会が閉会しました。
今議会は、代表質問があり、市長の政治姿勢や来年度の予算編成方針など、いつもより市政全般に渡る質問がありました。
委員会審査で特徴的だったのは、文教厚生委員会に付託された案件では、材木町児童館の廃止条例が継続審査になったことです。
審査の中で、事前周知のあり方や自由来館児童への廃止後の対応など問題が浮き彫りになり、閉会中に現地調査も含めて審査することになりました。
陳情であがった、公民館神指分館の調理室の拡充も継続審査となり、これも現地調査することになりました。
産業経済委員会では、観光施設の指定管理者委託の中で、特に鶴ヶ城の委託に関しては博物館の要素もあり公募で競争させるのは如何なものか、逆に一体委託となっている観光駐車場は分離して競争性を高めるべきではないかとの意見がありました。これらを巡って議員間討議になりましたが、論議をするにあたってまだ研究が足りないと、継続して話し合うことになりました。
総務委員会に付託された憲法9条を変えないよう国に働きかけて欲しいという請願は、委員会では可否同数で委員長判断で否決されました。が、昨日の最終本会議では15対13(議長除く)で逆転可決となりました。
現在1名減の状態で、14:14の同数だったら、私(議長)判断だったんですけどね。
最終本会議では、委員会の時と可否の態度を変えたり、反対討論で不適切な表現をした議員がいて、その度議会運営委員会を開き調整したり、発言取消しがあったりしましたが、議会運営とすればこれまでの積み重ねもあり、マァマァ「上手く」?乗り切り流れるようになったのでは、と思います。
会津若松市議会は、私が初めて議員になった平成7年頃とは隔世の感があります。
議員同士の議論が普通になってきました。(こういうと驚かれる市民が多いと思いますが、これまでの議会は、議員はもっぱら執行部側に質問するだけで、議員同士の議論はありませんでした。まだ多くの議会がそうです。〜この最大の効果は、多少問題があっても反対する程でもない議案に対し、議員間で合意できれば『意見』を付けて賛成することによって、執行にあたって政策に反映させるということです。)
大きなベクトルでみれば、大半の議員は同じ方向を向いていると思います。
 

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