<月刊ガバナンス12月号より>
議会局「軍師」論のススメからの抜粋記事です。
詳細は、月刊ガバナンス12月号にてご確認ください。
栗山町議会の改革は偉大な標準モデルとして認知された。栗山モデルは議会基本条例のように、普遍的な手法も含まれるが、必ずしも全てが大都市議会には適さないのではないか。大都市議会の成功モデルは、未だに確率されていない。大都市議会にとっては、まだ住民参加の形式要件すら整っておらず、これから独自モデルの構築が求められるのではないだろうか。
執行機関では、その都市の地理的条件や規模などに応じて、独自施策を模索し、自己責任・自己決定の意識が浸透してきている。一方、議会では、未だに負の横並び意識や、先進事例・研究者の個人的見解に頼ろうとする傾向が強いと感じる。
そもそも何のために行うのか、自分の置かれた状況での最適解なのか、といったところまで遡って考えなければ、本質的な課題解決には至らないのではないだろうか。
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