多様な世代の議会参加やなり手不足解消を目指し、十二月定例会から全国でも珍しい「夜間・休日議会」を導入した喬木村議会は十六日、一般質問を初めて土曜日に実施。議員十人と村側のやりとりを、普段より多い村民約二十人が傍聴した。
質問は基幹林道や保育所のあり方、国民健康保険など多岐にわたる。リニア中央新幹線ガイドウェイ関連施設の跡利用を問われ、市瀬直史村長が「たかぎ農村交流研修センター周辺と一体的な計画を」と答えるなどした。
休日で初めて傍聴できた会社員女性(58)は「村の課題が分かり面白かった。議員報酬引き上げも検討しては」と提案し、毎回来ている農業男性(74)は「住民の関心が高まって良いが、結果の検証が必要」と話していた。
この日で、会期中に予定された夜間休日の日程は終了した。
下岡幸文議長は「一般質問の傍聴人は予想より少なかった。反省点を改善し、傍聴したくなるような深い議論をしたい」とさらなる議会改革に意欲を示した。
(石川才子)
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