<秋田魁新報より>
秋田県鹿角市議会(定数18)の議会改革検討委員会が、一般質問の年間持ち時間を短くするルール変更案をまとめた。会派所属議員は1人当たり90分とし、現行から30分減らす。23日までの3月定例会中に開かれる議会運営委員会で、2018年度から適用するかどうか協議する。
質問時間は、各会派の人数に応じて割り振るプール制を採用。1人当たりの年間持ち時間を120分とし、会派内でやりくりできる。一方、会派主体の議会運営を促す目的で、無所属議員は1人当たり60分に制限している。このルールは15年度に導入された。
無所属議員の1人が昨年5月、「差をつけるのはおかしい」と問題視。検討委が議論し、今月6日の会合で、1人当たりの持ち時間を60分に統一した上で、会派に対して人数×30分の時間を割り振るとのルール変更案が示された。採決の結果、賛成4、反対1(委員長除く)で、変更案を議運委に諮ることを決めた。
秋田魁新報社のまとめによると、県内13市議会の中で一般質問の年間持ち時間に上限があるのは、鹿角、秋田の2市のみ。会派所属と無所属で差をつけているのは、13市の中で鹿角だけ。
http://www.sakigake.jp/news/article/20180310AK0008/
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