2018年10月25日木曜日

傍聴席10月定例会の報告

<所沢市民のブログより>

傍聴席の10月定例会は、1015日(月)午後2時から新所沢東公民館の研修室5号で行われました。毎年の恒例行事として、市政に関係する市議会の会派の方々または市議会議長をお招きし、市政に対する議員の説明と市民との意見交換を行ってきました。

  今回は、昨年11月にお招きした保守系会派「自由民主党」に引き続き、昨年6月に一新された保守系会派「自由民主党・無所属」の大石健一議員、入沢豊議員をお呼びしたのですが、入沢議員が決算委員会出席のため欠席となり、大石議員がおひとりで出席されました。

  会員参加者は、ご病気や他の行事と重なり、9名の少人数となりましたが、人数が少ないため十分な時間がとれて参加者の聞きたい質問ができたように感じました。当初大石議員に約束した2時間を20分も超過しました。大石議員の率直なご発言とご自分のテーマに熱弁を振るわれたことに心から感謝申し上げます。

  詳細な記録を取ることができませんので、私のあやふやな記憶と感想を少し述べさせていただきます。より詳しく知りたい方は、当日参加された方からお聞きください。

  最初に、大石議員の自己紹介などから私が印象に残った事柄を記します。

 基本的テーマとして、「まちづくり・まちおこし」を掲げ、昔の県会議員だった父の時代は道路や建物などハード中心の都市開発でしたが、現在の都市開発はソフト中心と説明がありました。また、所沢市都市開発の問題点として、まちづくりのビジョンがなかったことを挙げられました。そして、3年前当選した時、当時の「自由民主党・無所属の会」に入会を申し込み、断られたと言われました。大石議員の率直な発言に驚きました。

  次に大石議員が関心をもたれたテーマから少し書いてみます。というのはすべてを一人でやることができないため、得意な分野と苦手な分野があるからです。

 中央公民館建設のとき、ホール利用のためシアターサポ養成に力を入れたそうです。確かに立派なハコモノができても運用スタッフが居なければ市民の利用は進みませんね。また、ひまわり畑コンサートなどまちの賑わい創出に力を入れており、最近は椿峰公園を開放してキッチンカー出店など多くの方が来られるためイベント行事での集客の工夫も実施したそうです。

  昭和54年にライオンズが所沢市へ来たとき、西武球場まわりの交通利便性向上がなかったし、現在も道路渋滞など交通事情が悪い状態に止まってしまったそうです。また、公共交通の不便さについて、所沢駅ロータリーが小さいため、西武バスしか乗り入れられないそうです。財政の税収について、川越市と比較し、法人税収が半分しかないそうです。

  質問書や参加者から、教育委員会の女性委員問題、市民との連携の弱体化問題、文化行政のミスマッチ問題、学校統廃合など行政スリム化問題、議会改革問題などが厳しい質問がありましたが、明快な回答は帰ってこないように思いました。そういう苦手な質問の中で、短い回答を得たことがあります。

 エアコン設置は、もうすぐ設置が決まるのではと言われました。オスプレイ飛来は、市議会から飛来禁止要請の意見書を提出しました。

  以上で簡単ですが、大石議員との意見交換会の報告を終わります。

 次回1119日(月)は、来年の市議選を迎える準備として、何をするか検討する予定です。会員はじめ市民のご参加をお待ちしております。

                         1018日 記:いしどう
 
https://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43722013.html

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