平成最後の統一選の日程が固まった。平成天皇退位、新天皇即位という時代の節目でもあり選挙日程が早まる。日程は通常、市議選などは4月の第4週の日曜日が投票日。2019年は県議選などが3月29日(金)告示、4月7日(日)投開票。市議選などが4月14日(日)告示、4月21日(日)投開票となった。
すでに現職、新人が動き出してはいる。昭和の時代であったら 総合建設業が支援に回ると下請け、孫請けまで指令が飛んで候補者有利。自治会長が推薦すると自治会から組長、班長まで浸透し、候補者は当選確実と言われた。
時代は今やSNS至上主義。お買い物も調べものもパソコン、スマホで指先タッチ。友人の息子は付き合っていた彼女に手痛い目にあい、アプリで恋人を探したという。選挙も「イメージ戦略」を抜いては語れなくなった。Facebook Twitter、ホームページがビラ、リーフレット、ポスターとともに戦略のツールである。
しかし、投票は 指先タッチとはいかない。投票所(期日前投票所もあわせ)に足を運んで、囲いのあるボックスの中で、小さな投票用紙に鉛筆で記入する。その時有権者は、「あのお辞儀と握手が誠実でよかった」と思いだし、魂をこめて、一票を投じるのだ。
賢い有権者は、市民のためではなく利己利益のために走る人、自己保身の人、軽率な発言をする人、呆然と議場に居る人、議場で眠る人、などなどにこの統一地方選でしっかりとNOの審判を与えなければならないのだ。
大曾根 惠
http://www.qualitysaitama.com/newspost/43972
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