市議会運営についての回答のまとめ 11月11日に続く2回目です。
【市議会運営について】の質問
2)市議会は議会事業評価で政策立案・提言につなげていく「政策形成サイクル」の体制が整備されたとしています。議員お考えの「市民意見をとり上げる具体策」をお聞かせください。
脇 晴代氏
・議会基本条例と自治基本条例・とくに第2,6,7章の実践。
島田 一隆氏
・議会報告会と政策討論会が一義的には市民の声を聞く場だと思っています。ただ、もっと多くの市民の方に来て頂けるよう改善する必要性はあると感じています。
荒川 広氏
・政策形成サイクルの中に、関係者らの意見を聴取し懇談する場を設定するとともに、賛否の相反する意見保持者との討論などの場を設けながら、政策立案・提言につなげていきたい.
荻野 泰男氏
・今後の課題として、たとえば対象者やテーマを絞って意見交換を行えるような機会があれば、議会としての政策立案や提言につなげやすくなるのではないかと考えています。
石本 亮三氏
・常任委員会で1年間を通じてテーマを決め、そのテーマに沿い他市の視察や専門家からの意見交換、また市民との意見交換などを行っていくべき。平成23年度の総務常任委員会では市民からの意見交換はなされなかったが、「防災」に関して委員会の提言をしている。こうした過去の事例に沿い今後も取り組んでいく事がノウハウもあり現実的ではないかと考える。
村上 浩氏
・今回、「政策討論会」会を政策形成サイクルに位置づけされました。制度的には大きな成果だと考えています。これまでの「政策討論会」はイベント的色合いが強く、要綱においても政策形成への手続きがありませんでした。「政策討論会」の中身の充実が重要と考えています。
末吉 美帆子
・さまざまな市民意見をお聴きする手段はまだあると考えます。広聴広報委員会等で具体化していきたいと思います。
松崎 智也氏
・議会報告会を柔軟に変え、市民意見を取り入れるべきではないかと考える。
福原 浩昭氏
・所沢市議会も議会報告会の開催だけでは十分ではないかもしれませんが、市民への情報公開・意見交換にとりくんでいます。今後は四日市市などの例を参考に委員会ごとでの開催や対象を市民全体ではなく、各種団体との個別意見交換会などの実施もよいのではないかと思います。
桑畠 健也氏
・この4年をかけて、ようやく不十分とはいえ、政策形成サイクルのひな形ができました。普段から議員個々が直接いただくご意見が基本であることは言うまでもないことですが、議会基本条例では、機関としての議会が市民の皆様のご意見を伺い、必要なものは条例や政策提言として具体化していくことを目指しています。そのためには、まずは議会報告会や政策討論会における、市民の皆様からのご意見を起点としていくことを従来以上に充実させていく必要があります。ここからは、アイディアレベルの話しになりますが、例えば、市長への手紙という制度があるように、議長への手紙の制度もあっていいと考えます。また、大学のオフィスアワーのように、日を決めて、市議が当番制で、市民の声をお聞きする機会を設ける、議会オフィスアワーの設定や、無作為抽出の市民の方にモニターになっていただき、議会に対するご意見をお伺いする、議会モニター制度もあってもよいのではないでしょうか。
植竹 成年氏
・今回、政策形成サイクルの中に「政策討論会」を加えた事が「市民意見を採り上げる具体策」として近いものと考えます。よって、今後行われる「政策討論会」の在り方など考え、取り組むべきと考えます。
秋田 孝氏
・「政策形成サイクル」の体制整備及び「所沢市議会に寄せられる意見・要望等の処理」については、それぞれ議会運営委員会、広聴広報委員会で協議され、既に一定の考え方が示されております。また、市民の皆様のご意見等を議会審議や運営に反映させるうえでは、傍聴アンケートをはじめ、議会報告会や政策討論会、さらには、委員会への参考人招致といった法令の規定に基づく手続き等、市議会としては、さまざまな取り組みを行っております。
こうしたなかで、より一層市民の皆様のお考えを議会に反映させていくためには、世代別や各界各層の皆様方との意見交換会といったことも必要ではないかと考えます。
このような広聴部門については、広聴広報委員会で協議が行われておりますので、その結果を踏まえ、議会のしくみとして確立していくことが必要と考えます。
谷口 雅典氏
・議会報告会や政策討論会などで提案された市民の皆様の建設的な意見については、常任委員会の正・副連絡協議会などで取り上げ、政策形成サイクルに乗せていく方法が現実的な仕組みを活用した方法ではないかと考えます。
平井 明美氏
・特別委員会、常任委員会は議員の会議でもあり、傍聴している皆さんからの提案や発言が生かされる仕組みづくりが必要です。かつて介護保険などを審議する「高齢者推進会議」では委員だった私は傍聴者に資料の配布や意見書の提出を認めさせてきました。これらの条例化や規則ができればと思っています。
中村 太氏
・ICTを活用して市民が意見を出しやすい環境を整備する必要があると考える。たとえば四日市市議会のように審査に入る前の議案をホームページに掲載し、市民から意見を募ることなどが考えられる。
西沢 一郎氏
・公聴会・パブリックコメントはもとより、政策討論会を充実させ、市民との意見交換も行うようにする。
城下 師子氏
・委員会ごとの政策討論会や市民との対話集会が必要と考えます。また、現在行っている議会報告会も市民との意見交換にもっと時間をさくべきと考えます。
矢作 いづみ氏
・市議会で取り組んでいる、議会報告会や政策討論会の参加者が減少傾向です。テーマ別や委員会ごと、夜間の開催や保育の確保など、市民のみなさんがより参加しやすく、意見が出しやすい仕組みづくりが必要と考えます。
杉田 忠彦氏
・ ①議員が市民からの意見をいつでも提案することができます。②議会報告会などでの意見について仕分けを行い、常任委員会等で協議したことを提案できます。
小林 澄子氏
・市民の声を聴こうとしない市政ですので、議会で関係する案件について市民の声を議会で聴取し、懇談する場を設けて、意見交換をしていくことなど。
吉村 健一氏
・議会基本条例に規定された制度を十分活用すること。「政策討論会実施要項」において各委員会においても政策討論会を行えるように見直しを行いました。
浅野 美恵子氏
・所沢市議会基本条例に以下の条文があります
第7条 議会は、市政の課題全般に柔軟に対処するため、議員及び市民が自由に情報、意見を交換する議会報告会を行うものとする
第8条 議会は、基本的な政策等の策定に当たり、意見提案手続(パブリックコメント手続)を行うことができる。
また、市長選挙、市議会議員選挙では、ご自分の意見の実現に近い人を選ぶ事です。選んだあとも関心を持っていただきたいです。
亀山 恭子氏
・「政策討論会」が政策形成サイクルに位置づけられました。市がもっと多くの市民の声を聴くことが大事である。さらにアンケートの充実。まちづくりセンターの存在意義と責任をしっかり果たすこと。
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