公立の小学校・・・・かねてから指摘している学校トイレ問題をはじめとして、施設向上と維持のための予算もギリギリ・・・その中で多摩市が結構頑張っているなと思うのは、学校図書館司書を全校に配置をして、学習支援員であるピアティーチャーを配置して・・・・地方交付税不交付団体なので国からの援助は一切なくてすべて市収入で財源をつけていること(逆に言えば、市の裁量だけで何とでもなるため、どこか予算を削減しなければならないとなれば、あっさりと切れる予算でもある)。そして、学校それぞれの日常活動にもギリギリで予算確保はできているということ。
都内で見れば、23区と多摩地域では本当に格差がある。これで良いのかと心底思っているので、そこは都議会議員に本当に頑張ってもらいたい分野。
という話はさておきで、今日は一般質問の通告書の提出日でした。末尾に私の通告書については掲載します。そして、雑務さまざまある中で、愛和小学校の学校公開に行ってまいりました。
「ママはなんで愛和小学校を応援しているのか?」と娘が素朴に尋ねてくるわけですが、私が子ども教育常任委員会で委員長だった時に、地域のみなさん、保護者の皆さんに多大なる多大なる協力や理解をもらって学区変更を実施したため。その時、いろいろな不安が飛び交ったけれど「必ずいい学校にしていけるように議会としてもバックアップしていく。」って言ってきたからかな・・・って思います。もちろん全市各小中学校とのバランスも必要なので、思い通りとはいかないところもありますが、それでも見守りながら、応援をしていきたいという立場だから。その当時、学区変更に反対し、強く怒りを覚えていらっしゃった保護者の方々のお気持ち・・・忘れることはできません。
そんなことで、愛和小学校は「食育菜園」に取り組んでいます。「エディブル・スクールヤード」。今日はその授業、そしてアメリカでの実践にも関わっておられた小田まゆみさんの講演会がありました。とても興味深く伺ってきたわけですが、それ以上に・・・・興味深いというか、非常にありがたい小田さんの協力が今後の食育菜園につながってほしいと・・・思います。実は、愛和小学校の食育菜園、その授業についても「手弁当」により行われているのが事実。校長が様々なところから予算を確保しているとはいえ、それではとてもとても不足。ここにあてている多摩市の予算は3分の1程度で、あとは校長の努力で助成金を得ながら・・・という運営になっています。でも、関わってくださる方々がいる・・・・地域の農家さんからの協力、ボランティアさんからの協力・・・・そして食育菜園を広げていきたいと考えている方々からの協力・・・・そして・・・・小田さんがこの度・・・・下記の絵本の売り上げについては、愛和小学校の「エディブル・スクールヤード」に全額寄付下さるということになったのです。
「日本のマチス」としても知られている小田まゆみさん。私も一冊購入させていただきました。とても癒される絵本でもあります。学校に直接寄付を・・・なんて仕組み・・・私立だと結構当たり前なんですが、公立だといろいろ難しい問題もありそうで。
つい先だって、うちの娘は・・・・「普通はCDみたいなものだと思うのだけれど(DVDとかね)・・・何か、黒いシカクイ箱みたいなもの(あっ、ビデオ)を入れて、先生がスイッチを入れてもビリビリなって見れなかったんだよね。学校ってなんか昔のものを使っているよね。」(カッコ内は私の補足)・・・と笑っていて、「学校ってなんで、そんなにムカシなんだろう?」とか呟いていましたが、それを聞いていた私・・・とりあえず聞き流しておくしかなかったので。
ということで、学校に寄付できる仕組みですが、多摩市の寄附条例ではきっと対応できないですね。教育予算に寄付はできても「○○学校に」という風にはできない感じが・・・。
※本日提出した一般質問の通告書(一 「社会教育」の 果たす役割 果たす役割
を考えるために/二 「暮らすと働く」をデザイン考えるための拠点づりについて 「暮らすと働く」をデザインるための拠点づりについて)・・・ちなみに順番くじは4番目をひきあてたので初日(12月1日の一番最後)かなと思います。
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