過去のエントリーはこの2本になります。
1)三鷹市長選挙・三鷹市議会議員選挙とはどういう選挙なのか?
2)市議会議員は市民の代わりに何かをしてくれる人ではない
前回のエントリーの要点を、再度書いておきましょう。
・代議制民主主義のもとでは、議員とは市民の代わりに大事なことを決める人であり、市民の代わりに何かをしてくれる人ではない。
・三鷹市議会議員選挙の際に大切なことは、現職であれば、強大な権力を持つ市長にどのような姿勢で対峙し、議会でどのような賛否行動をとってきたかが全てであり、これ以外の要素は市議会議員選挙の本質とは離れている。
さて、現職の立候補者が、どのような議決姿勢を見せてきたかにつき、今回は書いてみます。
三鷹市議会のHPに、議会だよりのページがあります。
みたか議会だより
どれでも良いので、まずはPDFをクリックしてみてください。
各議員の質問などのページがあります。そして、最後のページになりますと、市長提出議案に対する賛否の一覧があります。
何度も書きますが、三鷹市議会議員選挙とは、市長提出議案にどう対峙してきたか?の姿勢を問い直す選挙です。前回の選挙以降となりますと、第278号以降を見ることになりますね。
また、この議会だよりに載っている、各議員の質問は大変重要です。
現職の場合、新人や元職と違い、「これから」の熱意を語る前になすべきことがあります。それは、当選後の議会活動を報告することです。税金で食べながら議決行動をとったのですから、その報告をまずは選挙に際してするべきであることは、異論がないところでしょう。
議決の重要性及び各議員の発言の重要性を鑑みると、実は議会だよりは、まさに検証の宝の山なのです。
前回投票した候補は、きちんと主張していたことを質問したのか?
前回投票した候補は、市長提出議案にどう対峙してきたか?
これらのことがわかる資料なので、皆さんお時間があるときに、一度じっくりとPDFをご覧いただければと思います。手前味噌で恐縮ですが、例えば半田の場合、「ムダ遣いの削減」を主張し続けていますが、直近4年間がこれに重点を置いて質問をしていることがわかると思います。
候補者というものは、「これから」を語りたがります。目線は未来に向いています。
一方、有権者の皆さんは、冷静に、各候補者がきちんと議会での仕事をしたのかを、判断しなければなりませんね。過去に目線を向けましょう。
お目当ての候補者が既に何人かいらっしゃることでしょう。その方がどのような議会活動をしてきたのか、どのような賛否行動をとってきたのか、まずは見てみましょう。
賛否一覧を直近4年でみますと、皆さん「え?」と思うことがあるでしょう。
これについては、明日以降の更新とします。
【本エントリーの要点】
・現職の場合、新人や元職と違い、「これから」の熱意を語る前に、当選後の議会活動を報告することが必要である。税金で食べながら議決行動をとったのだから、その報告をまずは選挙に際してするべきである。
・議決の重要性及び各議員の発言の重要性を鑑みると、実は議会だよりは検証の宝の山。
・有権者の皆さんは、各候補者がきちんと議会での仕事をしたのかを、判断しなければならない。お目当ての候補者がいるなら、その方がどのような議会活動をしてきたのか、どのような賛否行動をとってきたのか、まずは見てみよう。議会だよりの最終ページを見れば一目瞭然である。
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