過去のエントリーはこの3本になります。
1)三鷹市長選挙・三鷹市議会議員選挙とはどういう選挙なのか?
2)市議会議員は市民の代わりに何かをしてくれる人ではない
3)現職の仕事ぶりの判断材料となる議会だより
一応流れを考えて作成していますので、最初から順にお読みいただけると流れがわかりやすいかと思います。
さて、今朝アパートの集合ポストを見に行ったら、選挙公報が入っていました。選挙管理委員会の皆さん、印刷及び配布に携わった皆さんに、お疲れさまでしたと申し上げます。次にリンクを貼っておきますね。
三鷹市議会議員選挙及び三鷹市長選挙選挙公報
三鷹市長選挙選挙公報
三鷹市議会議員選挙選挙公報
市長選挙については、別にまた書きますので、このエントリーでは割愛します。
さて、三鷹市議会議員選挙の選挙公報を見て見ましょう。
過日のエントリーで、私は三鷹市議会議員選挙につき、市長提出議案に対しどのような姿勢で議決に臨んだかを問う選挙という内容を書きました。また、議決という仕事のあり方を問う選挙なのに、各候補者は「◯◯をやります!」という「何かをする」という発想のものが多いだろうということも推測しました。詳しくは上記にリンクを貼った過日の記事を御覧ください。
案の定といいますか、各候補者の皆さん、◯◯をやります!という類のオンパレードですね。もっとも、これを批判することは許されません。なぜなら、個別に重要だと考えているからこそ、各候補者は訴えているのであり、その思いはわかるからです。
さて、実際に特定のキーワードで見てみましょうか。
皆さん、子育て支援ないし応援といった、子育てに関することを述べている候補者数を数えてみてください。
え?
多くて数えられないですって?
そうなんですよ。
みんながみんな似たようなことを言っているという現実は、否定できませんね。実際に選挙公報を今朝眺めて、「ここまで似通っているとは。。」と半田も考えてしまいました。
子育て支援を頑張って欲しいという有権者がいるとします。
過日のエントリーで書いたように、二元代表制のもと、議会側は予算を編成することはできませんので、せいぜい子育て支援してくれ!という質問をしますというレベルに置き換えることになるわけですが、それにしてもです。。
その有権者は、みんながみんな似たようなことを言っている場合、誰に入れたら良いのか、わからなくなってしまいますね。
さて、ここで改めて、次の記事を御覧ください。
2)市議会議員は市民の代わりに何かをしてくれる人ではない
これを読んだ上で、改めて選挙公報を眺めると、次のことがわかりますね。
はっきり書きましょう。
三鷹市議会議員選挙は、選びようがない選挙
と言えるわけです。
子育てにしろ介護にしろ何にしろ、とにかく各候補者いくつも言っており、しかも似ているのが多い現状を考えると、まさに「選びようがない選挙」そのものなのです。
過日書きましたが、三鷹市議会議員の仕事は、議決をすることです。どのような姿勢で市長提出議案に対峙し議決行動をとってきたかを問い直す選挙なのです。
一方、各候補者は「◯◯をやります!」のオンパレードで、しかも似通っているのが多いのです。
ここまでお読みくださった方は、三鷹市議会議員選挙の選挙公報2ページ目真ん中の段を御覧ください。半田伸明の部分があります。
半田伸明の部分と、他の候補の部分と是非比較してみてください。議論の軸の設定そのものが、全く別角度であることがお分かりいただけるでしょう。
今回のまとめを書いておきます。
・三鷹市議会議員選挙の選挙公報を見ると、各候補者に通っていることがよくわかる。つまり、「選びようがない選挙」である。
・ここで考えるべきは、三鷹市議会議員の仕事の内容である。それは議決をすることである。どのような姿勢で市長提出議案に対峙し議決行動をとってきたかを問い直す選挙である。
・これを踏まえた上で、半田伸明の選挙公報と、他の各候補者の選挙公報を比較すると、議論の軸の設定そのものが、全く別角度であることが分かる。半田伸明は、議決責任とは何か?から解きほぐしている。
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