宇部市選管は若者の投票率向上のため、生涯の投票を記録する「選挙パスポート」を作製した。11日に開く市の成人式で、新成人約1680人へ配布する。
選挙パスポートは縦12・5センチ、横8・8センチで旅券のパスポートと同サイズ。投票所に用意した選挙名と執行日が入った専用スタンプを押し、自分の投票行動を記録する。市選管の推計によると、20歳から平均寿命の80歳までには国政選挙約40回、地方選挙約60回の投票の機会があるという。このため、選挙パスポートには100個の押印スペースを設け、選挙に関する基礎知識も盛り込んだ。
同市の国政選挙の投票率は2005年9月の衆院選以降、県内19市町で最低を記録し続けている。パスポート作製は若者の選挙離れ対策の一環。担当者は「自分の生涯投票率が100%になるよう、選挙への興味を持ってほしい」と話している。【後藤俊介】
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150111ddlk35040275000c.html
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