毎日新聞の地方議会に関する記事に高橋亮平のコメントが大きく掲載されました。
今年の4月は、4年に1度の地方政治を大きく変えていくチャンス。
是非、皆さんには地域の政治に目を向け、しっかりと考え、選挙に行ってもらいたいと思います。
以下、掲載記事
毎日新聞(2015.1.14)
自治はどこへ 2015年 統一選
毎日政策を勉強
27歳・酒田市議 担当部署で教え請う
アルバイト生活から発奮 地盤なしですべりこみ
<本文省略>
候補の質、見抜く目必要
酒田市と同様、2011年の岡山県和気町議選では25歳の新人が初当選したが、この議員は詐欺事件で起訴され公判中だ。自治の担い手が不足する地方で若者が議員となるプラス面とマイナス面について、地方自治に詳しい高橋亮平・中央大学特任准教授に聞いた。
◇
従来、地方議員になるには、世襲する▽政治家秘書から転身する——などの方法しかなかった。どの議員も特定の層の利益を背負い、その声を政治に反映させてきた。だが、最近の
無党派層は特定の団体や労組に入らず、自治会などの活動とも距離を置く傾向にある。地方の衰退に伴い選挙でしがらみのない若い世代が当選しやすくなれば、無党派層の声を吸い上げることが可能になったとも言える。
一方で、社会経験に乏しく、資質に欠ける者が当選するリスクもある。有権者が地方議会の役割を見つめ直し、候補の質を見抜く能力を高める必要がある。若いという理由だけで投票するのではなく、能力あるベテラン議員には働いてもらいながら新顔も迎え入れ、監視し続けることが重要だ。
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