松阪市議会の全員参加型(議長、監査委員を除く)の決算調査特別委員会の審査は、月曜日のきょう10日の総務企画、あす11日の環境福祉、13日の建設水道、金曜日の14日の文教経済の4つの分科会で質疑や討議をおこなったあと、今月21日に分科会長の報告を踏まえたうえで分科会長への質問、委員間討議、賛否の討論というかたちで進められます。
以前、9人しか決算審査にのぞめなかった特別委員会の在り方を見直し、全員が参加できる仕組みに変えた特徴を生かせる審査になるとよいです。そのためには委員間討議が大事で、出された質疑で見出された論点を委員共通のものとし、平成29年度の市決算を議会としてどう評価するかという議論に高める必要があると思っています。
議会改革の中で議会の議論の在り方を考えていく際、決算審議を基にしていくと一番議論を整理しやすいと思います。そのためにも、決算審議を意味のあるものにしたい。
☆用語の整理<審議と審査>予算のときは予算審議といい、決算のときは決算審査と言われることが多いようですが、どちらも「審議」という言葉に統一すべきだと考えます。というのは、議案が出て議決するまでの本会議と委員会の一連の過程をすべて含めたものを「審議」というのに対し、「審査」とは本会議から付託を受けて審査をすることをいうからです。したがって、決算調査特別委員会だけのことを言う場合は「審査」となります。http://blog.livedoor.jp/kaiju_matsusaka/archives/52289419.html
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