衆議院議員選挙の日程が、地方議会の会期と被ってしまうことについて、各地方議会でも対応に苦慮しております。
川崎市議会では大幅な日程変更はないものの、通常4日間かけて行われる一般質問を2日間に短縮することになってしまいました。それに伴い、一人30分の持ち時間が15分に。
持ち時間15分というのは、質問と答弁すべて合わせた時間です。
これだとさらっと2~3問、そこそこ深堀りして1問といったところでしょうか。
(じっくりやろうとすると1問でも足りません)
元々4問予定していましたが、大幅に削って対応するしかありません。全政令市に調査までかけて研究した待機児童の質問がどうやっても長くなるのでせいぜい2問かなあ。。。
このように、各議員が質問を削ったり軽くして対応することになります。これって市民にとって何も良い事はありませんよ。
悲しい事に、これ、議会自らが決めたことなのです。
私は会派に属していないので、その点について発言する機会すら与えられませんでした。
彼らにとって、国政選挙>>>>>地方議会という認識なのでしょうか。
(他の議会でもっと酷いところもありますが)
地方分権の道は遠いです。
川崎市議会議員 小田理恵子
追伸:選挙に追われる市職員にとっては質問が減ることはありがたいようですけどね
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