2015年11月2日月曜日

市民と議員、議会改革探る 福岡市でフォーラム

<西日本新聞より>

フォーラムでは議員と市民が自由に自治体の政策課題について話し合う場面もあった
フォーラムでは議員と市民が自由に自治体の政策課題について話し合う場面もあった
 
市民と地方議員の距離を縮める方策を探るフォーラム「市民と議員の条例づくり交流会議in九州-見てるか?議会」が31日、福岡市博多区で開かれ、議会関係者や市民約160人が参加した。議会改革に取り組む議員が実践例を紹介し参加者が自由に議論。まちづくりに向けた議会運営の手法を考えた。
 九州内外の自治体関係者でつくる実行委が主催。基調報告では法政大学の廣瀬克哉教授が、議会改革が進む中、全国で1700以上の地方議会のうち議員提案の政策条例を制定したのは昨年度、139議会に上ったと説明。「自治体の執行部と議会による真剣勝負の審議を傍聴することで、課題が見えてくるのが議会の醍醐味(だいごみ)で存在意義がある」と話した。
 市民と議会の対話の実践例を紹介したのは志免町の市民グループと、糸島市、大刀洗町の両議員。糸島市の議員は議員と市民が自由に語り合う「市民カフェ」という取り組みを紹介し、「議員に対する参加者の関心も高くなっている」と指摘した。
 後半は会場の議員と市民が自由に討論。「議員は市民の声をすくい上げ切れていない」「無責任な発言が多い」などの指摘に対し、議員からは「議会の傍聴が増えれば、議会の審議の質も上がる」との意見が出ていた。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/204598



 

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