2015年1月8日木曜日

松阪市議会の会派と、三重県議会議員選挙の影響

<松坂市議のブログより>
 

議会の中には会派というものがあります。わたしは一度も会派に入らずに議員活動を行っていますが、多くの議員は会派に所属しながら議員活動をしています。では、その会派とは?

特に定義はありませんが、基本は主義主張や政策が一致する議員同士の集団で、同じ支持政党や所属政党ごとに結成されることが多いようです。けれど、それぞれの党の党員になっているかどうかは、共産党と公明党以外は微妙で、党の公認や推薦をもらっている議員もいればそうでない議員もあります。最近はもっとゆるやかな会派も多いようです。

下の【表】にあるように所属議員が3人という会派が多いのは、松阪市議会では3人以上の議員が集まらないと会派は作れない決まりになっているからです。

4月に県議会議員選挙がありますが、3人会派のあかつき会と青凜会からは県議選立候補者がありますので、1人でも市議がいなくなった時点で会派は消滅します。

そのときは、残ったメンバーは別の会派に入れてもらうか、他から仲間を引き抜いて数を合わせることで会派の存続を図ることになりますが、大きいところに1本化されるかもしれません。

なぜ、みなさん、そんなに会派に所属すること(作ること)に熱心なのでしょうか。政策の実現のために「数」が必要とか、議長ポストの確保など議会を仕切るために会派がほしいとか、確かに議会の右も左もわからない新人のうちは先輩議員からものごとを教わる場であるのかもしれません。

わたしが議員になった11年前は、会派に入らないと質問時間が短かったり、発言ができなかったり、希望する委員会に入れないといった不利な条件がありましたが、長い時をへて問題の解消に努め、現状では会派の所属の有無、会派の人数の大小による不公平はほぼ解消。いまでは、会派に入らなくても不利なく議員活動ができるようになっています。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿