2016年8月19日金曜日

議会図書室(4)

<船橋市議のブログより>


今月号の雑誌に議会図書室のことが書かれていました。何回か、勉強会でお話を伺った先生の記事です。
 
 このブログでも何度か議会図書室について書かせていただきました。

 過去記事はこちらをクリックしてください。

議会図書室を考える

議会図書室を考える(2)

議会図書室を考える(3)

議会図書室を考える(4)

■政策づくりに“効く”図書館

 ここまで司書の情報収集力が、政策づくりに役立つことを説明してきた。議会図書室は、自治体職員や一般市民にも公開できるので、ここを政策づくりの拠点としてもよい。あるいは、政策支援サービスを軸に、公共図書館の整備を進めるのも一法である。全国公共図書館協議会によれば、政策支援のためにレファレンスを行っている公共図書館は、都道府県立で19館(全体の42%)、市町村立で222館(全体のI17%)である。まだ利用率も低く、公共図書館側も手探り状態であるが、「物置」代わりの議会図書室を立て直すよりは、こちらを充実させる方が早道かもしれない。

 (笑)。確かに物置代わりでどうにもならん図書室よりも、公共図書館のレファレンス機能に「政策支援」も加えてもらったほうがいいかもねって思いますね。

 いずれにせよ、政策づくりに“効く”図書館を作るには、三つのポイントを押さえる必要がある。

◆市政課題への「土地勘」

 第一は、担当司書が、市(県町村)政への「土地勘」を持つことである。東京都日野市は、市立図書館の分館として、市政図書室を設置している。この図書室は、日野市政に関する資料を網羅した市政情報センターであり、事実上、議会図書室の機能も兼ねている。市役所の企画法務部門を経験した図書室長のもと、司書は、総合計画、予算書等の基本文書を読み込むなど、日頃から市政課題の把握に余念がない。彼らのレファレンスは的確で、非常に評判が良い。

◆文献・議会・行政情報の活用

 第二は、文献情報だけでなく、議会情報や行政情報を、総合的に扱えるようにすることである。地方議員、自治体職員、司書の情報行動の違いは、すでに述べた。三者が集める情報に基づいて多角的な分析を行うことが、良質な政策への第一歩である。三重県議会では、この三者の連携が密である。議会図書室のベテラン司書は、議員や議会事務局職員の問題意識や手持ちの情報を聴き取り、さらに多様な情報源に当たって参考資料を提供する。その取組みは、数々の議員提出条例や優れた政策レポートとして実を結んでいる。
 
◆根拠と発想の書棚づくり

 第三は、根拠(エビデンス)と発想(アイディア)を重視した書棚づくりで、利用者の感性を刺激することである。九州経済調査協会のビジネスライブラリーBIZCOLI(ビズコリ) では、テーマごとに、書棚を縦に数段使って資料を展示する(写真1)。例えば、「地方創生」の棚では、目の高さに、最新の図書や新聞の注目記事のほか、有識者の講演資料、写真、図表等が並び、テーマの広がりを感じさせる。下段には、地域経済の将来予測をはじめ、各種調査レポートや統計書が置かれ、関連データをすぐに確認できる。さらにテーマに合わせたセミナーも頻繁に行われ、異業種交流がビジネス・チャンスを開く。このような工夫を、市(県町村)政課題についても行えば、政策づくりは劇的に進化するだろう。

 急激な人口減少と厳しい財政事情から、自治体施策も根本的な見直しが迫られている。従来の施策の延長線に課題解決の糸口が見えない時こそ、図書館の出番である。そこは、政策づくりに“効く”根拠(エビデンス)と発想(アイディア)の宝庫である。

 この一年、ずっと議会図書室のことを考えているのですが、先進事例などを見る限り、なるほどなあ~。と。

 以前から、船橋市役所11階の行政資料室と議会図書室が同じフロアにあるのですからこれを合併させて、より専門化させるというか、集約させるというか、の図書室として、地方自治、行政情報、議会情報に特化した図書室にしていただきたいものだと考えていました。

 ここにきたら、船橋市のことなら解決できる。あるいはアドバイスがもらえる。って感じの場所にしたいものです。

 私の立場で言えば、陳情や請願を提出する際に相談する場所が、ここ。って感じになれば良いな。

 ある意味では、議会広報の最前線基地みたいなイメージも良いのではないかと思うのです。

 議会傍聴の帰りにちょっと立ち寄ると、傍聴でわからなかったことが解決できる。というような。

 他自治体の視察をさせていただくと、1階の一番目立つところに市政情報を扱うスペースや資料を揃えたスペースを用意しているところがありますが、私はそれがベストだと思っていました。

 しかし、ここに先ほど書いたように、議会広報、議会なんでも相談室のイメージであれば、議会フロアに関係する場所のほうが良いな。と。市民の方が議会に触れる場は、11階の傍聴席入り口になります。だとすれば、11階にそういう場所があれば良いな。と思いますね。

 そういう意味では議会費の増額をして、行政資料室の所管を議会事務局にして、庶務課調査係を調査課に独立させてやればいいんじゃね?いいんじゃね?いいんじゃね?って強く思い始めた今日この頃です。(笑)。


http://ameblo.jp/hasegawamasaru/entry-12188712056.html

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