2018年12月3日月曜日

若者目線で明石市改革 市役所で「高校生議会」

<神戸新聞より>

イラストを使って提案する高校生議員=明石市役所
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イラストを使って提案する高校生議員=明石市役所
発言を求めるため手を挙げる高校生議員=明石市役所
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発言を求めるため手を挙げる高校生議員=明石市役所
 兵庫県明石市内の高校生が“議員”となり、市議会議員と議論する「高校生議会」が17日、市役所(中崎1)で開かれた。高校生議員は、会員制交流サイト(SNS)を活用した情報発信や、高齢者と若者が交流する「カフェ」の創出など、若者らしい視点で市政に提言した。
 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け、議会をより身近に感じてもらおうと、市議会が昨年に続いて企画した。
 今年は公募で、市内5校から16人が参加。四つある市議会の常任委員会別にグループをつくり、事前に課題を出し合った。
 一般質問で市議側は、通常は市長や市幹部が座る「理事者席」に着いた。高校生議員は、来年の市制制100年について、ボール100個を使ったビーチサッカーを提案。共生社会への取り組みとして、多言語に対応した翻訳機能やバリアフリーマップを盛り込んだ、スマートフォン用アプリの導入を促した。
 また、緊急時以外の救急車利用に最大5千円を課す仮想の条例案も審議。賛成派は「救急車が本当に必要な現場に早く到着できる」、反対派は「緊急性の判断は市民では難しく、命の危険につながる」とそれぞれ主張した。議案は賛成7、反対8の起立少数で“否決”された。
 質問者として登壇した明石高校2年の生徒(17)は「緊張した。議会は堅いイメージだったけど、身近に感じることができた」と話していた。(藤井伸哉)

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