2015年2月13日金曜日

マニフェスト・スイッチ・プロジェクト

<岐阜県議のブログより>
 

「政策のチカラが選挙を変える」〜マニフェスト スイッチ プロジェクトが開催され参加しました。

今年4月は統一地方選挙があります。この機に、具体的な政策(公約)を掲げて戦うマニフェスト選挙を定着させようと早稲田大学マニフェスト研究所が開催し、同じ志を持つ全国の議員や首長が参加したものです。

まず、マニフェスト選挙で当選した千葉市の熊谷市長、川崎市の福田市長、熊本市の大西市長が鼎談を行いました。

 市民との対話集会を重ね、市民とともマニフェストを作り上げた事例や、マニフェストを使って市政の方向性を示すこと、当選後にマニフェストをもとにした議会での議論が行われることなど、政策重視の政治のためにマニフェスト選挙に取り組むことの重要性が訴えられていました。

また 兵庫県西宮市の今村市長と横浜市議会の自民党議員団、民主党京都府連がそれぞれ市長選マニフェスト、会派による政策条例づくりを目指したマニフェスト、府連全体のマニフェスト「京都スタイル」などについて説明をしました。

そしてマニフェスト・スイッチ・プロジェクトの趣旨と取り組みについて早稲田大学マニフェスト研究所から説明がありました。

 それによりますと、今回の統一地方選挙にあたって全国の候補者にマニフェストの統一フォーマットを作成し、全国の候補者にこのフォーマットを使用してもらってネットワーク上でオープンデータとするそうです。

有権者も各候補者のマニフェストを入手しやすくするだけでなく、政策や人柄の比較が簡単にできるようになるということです。

たいへん興味深い企画です。私も参加する積りです。

またこの日はマニフェスト運動の提唱者で元三重県知事の北川正恭早大教授の最終講義も行われました。北川先生は引き続き顧問として早稲田大学マニフェスト研究所に関わられるとのことです。引き続きご指導のほどお願い申し上げます。 


 

 

2015年2月12日木曜日

議員研修

<流山市議のブログより>

昨日、千葉県第4ブロック(東葛8市)の議員研修会に参加した。毎年1回県民プラザで行われる。

今回は東大の金井利之教授の講演だった。演題は「自治体議会のこれから」

いろんな場面で二元代表制や議会の役割などの説明は受けているが、系統立てて憲法や自治法の趣旨を学ぶことも整理になっていい。

印象的だった発言

・「古いものを見たければ博物館か議会に行け」と言われている。

・「首長と議会は車の両輪」と言われるが、「エンジンとブレーキ」というのが実態。

・改革を目指すなら首長を目指せ。議員では改革はできない。(お互い足の引っ張り合い)

・地方分権は2000年で終わったとみている。

(これはある議員の質問に答えて言われたこと。地方分権一括法施行が2000年で、それまで議論が活発だったが、その後さっぱり、実施されていない、ということを皮肉った表現)

今回は選挙直前のためか、参加者が少なかったようだ。

2015年2月11日水曜日

鳥取市の試み、これはすご〜い!八潮市にも提案したい!

<八潮市議のブログより>

議会で一般質問をすると、執行部が「研究します」「検討します」等の答弁があります。しかし、その後、どのように研究・検討しているのか分からない。また、委員会での審査中も様々な提案をすることがあるが、それもどのように対応しているのか分からない。

なので、私は少し経ってから「あの件については、その後どのように研究(または検討)していますか?、その後の研究・検討状況についてお聞きします」と質問しなければならない。

タダでさえ質問項目が多く、質問時間が1時間しかないために、質問を先送りすることが多い。

しかし、鳥取市のようにHPで議会の一般質問に対する市の対応状況を公開してくれれば、再度、質問しなくても一目瞭然です。

デジカメで鳥取市のHPを写したものを使用したので、画像が少し不鮮明ですが、赤は検討中、黄色は対応中、青色は対応済みの区分です。

 更に、この鳥取市の方法では、だれが質問したか、提案したかが分かります。何年か前に、某議員が議会で質問した実績は全くないのに「あれもやりました。これも私がやりました」と選挙前に配っていた方がいましたが、これなら一目でわかります。

ちなみに、鳥取市は平成22年12月議会の一般質問から公開しています。中には、未だ検討中、対応困難、対応中もありますが、経過がとてもよくわかりますね。

この情報は、鳩山町議員の野田さゆりさんのブログ「野田さゆりのつぶやき日記」の2月7日「比企郡町村議会議員研修会でした」を見て知りました。

野田さん、情報をありがとうございました。やはり、市民派議員は目の付けどころが違う。

まさに、目からうろこ!

鳥取市のように八潮市でも取り組んでもらえるよう、提案してみます。

 

鳥取市議会のトップページから一番下にあるリンク集「質問への対応(総務課)」から、見ることができます。

2015年2月10日火曜日

しばり

<名古屋市会議員のブログより>

 
今日25日、議会、報道機関に対する平成27年度当初予算説明(予算レク)が一斉に始まった。

しかし、明日の朝刊や朝のテレビニュースでは予算に関する報道は一切行われない。

これは、市政記者クラブとしての決まりごとである「しばり」があるからだ。分厚い予算書などは、精緻な読み込みや関連取材、執筆作業にある程度の時間が必要で、「解禁日時の設定」といったことが行われ、報道発表を決められた日まで見合わせる。今回の「しばり」の解禁日時は29日午前11時。

仮に、市政記者クラブによる「しばり」がないと、3,000にのぼるといわれる事務事業に対し、十分な取材なく中途半端なかたちで報じなくてはならないことも懸念される。また、各報道機関からすれば、他社の抜けがけを許さないことにつながる。記者クラブの紳士協定である「しばり」は、市民の知る権利をうばうのではという批判はあるものの、的確で市民にわかりやすい核心をついた報道のためには必要な仕組みといえるだろう。

なお、「しばり」は、報道機関による自主的な規制であり、私たち議員に対して「しばり」は適用されないものの、自主的に報道機関の紳士協定を尊重する。


 

 

2015年2月9日月曜日

地方政治と公明党 自治体経営描く先頭に

<公明新聞より>

全国で広がる議会改革を主導 法政大学教授 廣瀬 克哉氏

◆―政務活動費の不適切な支出や議会のやじなど、議員のモラルの低下に懸念が広がっている。

{廣瀬克哉教授} 背景には二つの要因がある。まず、一時的な世論の風を頼みに、政党として人材の発掘や育成が不十分なままに候補を擁立した結果、議員の役割などの認識が甘い議員が誕生してしまうという構造。

もう一つは、青森県平川市長選をめぐる買収で多数の市議が逮捕されたように、日本社会における一昔前の政治倫理の「常識」と、現代の国民や制度が求める政治倫理とのズレだ。

◆―地方議員の育成に必要な観点とは。

{廣瀬} 地方議会は大都市や政令市を除けば、公明党などの国政政党の会派よりも人脈的な会派が多数派だ。会派単位では組織だった育成の体制が緩く、会派で政策能力を高め、議会全体の機能が高まることにはつながらない。

この構造下では、機関としての議会が人材育成の体制を整えることが欠かせない。また、自己努力を促す観点では、住民が議員の仕事を厳しくチェックすることが効果的だ。住民の議会への無関心は、議員の育成の妨げにつながる。

◆―今後、地方政治が果たすべき役割は。

{廣瀬} バブル期などの社会構造と違い、人口減と高齢化が進み、政策のニーズが多様化する現在、自治体のあり方にギアチェンジが求められている。

議会には、新人から期を重ねたベテランまでいる。常に世代間の新陳代謝が起こる特性を生かし、多様な議論の中で、将来の自治体のマネジメント(経営)を考える責務がある。議員は、行政側が提案する政策議案の可否を判断する際に、現場の皮膚感覚に基づき、裏付けを取って見極めることが重要だ。行政とは違う観点を持ち、安易に納得しないことが望まれる。

◆―公明党の地方議員に対する評価と期待は。

{廣瀬} 公明党には、全般に勉強熱心で真面目な方が多い。曖昧模糊とした人脈会派が多い中で、政党のアイデンティティー(独自性)を持ちつつ、議会全体としてどのように意思決定をしていくかを考え、意識的に取り組んでいる。特にこの4年間、議会改革が全国に広がり、各地で議会基本条例が制定されたが、私は公明党が重要な推進役を果たした現場を何度も目にしている。

また、公明党は現代社会の課題が集約される弱者への支援を常に打ち出す貴重な役割を果たしている。個々の課題の解決策を追求すると同時に、これからの時代に合った自治体のマネジメントの改革に、これまで以上に取り組むことを期待したい。


 

2015年2月8日日曜日

学生に説く、投票のすすめ

月刊ガバナンス2月号に掲載された記事です。
「政治に関心がない、だから投票に行かないという人も、選挙結果がもたらす政治のありように否応なく影響を受ける。」・・・これを如何に伝え、理解いただくか・・・。




2015年2月7日土曜日

江東区議会議員選挙 立候補者説明会と、私のマニフェスト

<江東区議のブログより>

みなさま、こんにちは。

22日月曜日は、朝、豊洲駅でご挨拶を行ったのち、

午後から江東区議会議員選挙 立候補者説明会に出席しました。

現職、元職、新人合わせた候補予定者が集合し、立候補届け出についての説明を受けました。

集まった立候補予定者は、氏名を公表できるものが58名、非公表のものが4名とのこと。

応援頂いているみなさまに感謝をしつつ、改めて、4月の区議選、2期目に向けてしっかりと頑張っていく決意を新たにいたしました。

こちらが、鈴木あやこの2期目に向けての政策(マニフェスト)です。

1月から配布をしている鈴木あやこ区議会レポートにも載せております。

☆鈴木あやこ区議会レポート新年号(1月号)

☆鈴木あやこ区議会レポート新春号(12月号)

毎朝の駅などでの街頭演説、

毎月実施し、これまで44回実施している鈴木あやこ区政報告座談会「あやこcafé

議会質問

地域活動

などを通じてお会いするみなさまに、政策について訴え、江東区政についてのお話を伺い、みなさまの声を江東区政に届けてまいります。

2期目の挑戦に向け、精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

江東区議会議員 鈴木 綾子 (鈴木あやこ)