2014年11月4日火曜日

三鷹市の25年度各会計決算につき、決算代表質疑及び決算審査特別委員会にて質問

<三鷹市議のブログより>
 

9月議会報告の最後になります。
 

今回の9月議会は、25年度の決算審査をする議会でした。市長から各会計(特別会計含む)決算議案上程の後に、まず代表質疑があり、その後決算審査特別委員会が設置されます。私は、双方を担当しました。
 

数多くのことを指摘したわけですが、全てを紹介すると膨大な量になりますので、決算審査特別委員会で展開した討論を載せることにします。まずはご覧ください。
 

<一般会計 反対討論>

1.普通地方交付税の不交付団体である三鷹市が、ただの赤字借金を増やしているに過ぎない臨時財政対策債の残高は、清原市政になって90億円も増えている。
 

2.25年度は第3セクター債発行が可能な最終年度で、各自治体で土地開発公社の解散が相次いだにもかかわらず、三鷹市の場合は、土地開発公社から資産を三鷹市に移すも、負債を引き取らず土地開発公社に残すことにより、土地開発公社は三鷹市に多大な未収金を持つことになり、資産はない、借金はある、三鷹市に対し未だ取り立てていない債権があるという異常な経理状態となっていることが原因となって、第3セクター債を発行して土地開発公社の三鷹市に対する未収金部分を整理できなかった。
 

3.財政調整基金の一部は、過去に借金してまで積み増ししたものであり、借金をして貯金をするという民間では考えられないことが発生している。
 

4.市民には各種控除廃止や増税が続き、税負担は増えている一方、25年度に市長・副市長2名、合計3名に対し支払われた給与は4600万円余と高額であり、また、4年に13人合計で3700万円以上も支払われる退職金制度はいまだ存在しており、教育長の退職金制度も同様である。トップ自ら身を切る姿勢が全く見えない。
 

5.箱根みたか荘廃止の際、廃止に向けて市民に対するパブリックコメントを、行政の都合で実施しない等、協働とは名ばかりであることが判明した。
 

6.各種証明書交付につき、自動交付機は、1件当たりのコストは約200円である一方、コンビニ交付は、1件当たりのコストは約1847円であることが明らかとなった。自動交付機の9倍以上のコストがコンビニ交付にかかっている現状があるにもかかわらず、コンビニ交付を廃止していない。
 

7.JAは民間である以上、自ら人件費を賄うべきなのに、JAに対する人件費補助がなぜか残っている。

 
8.20年度から始まり、過去累計で12000万円余の税金を投じながら、結局撤退という結果になったむらさき商品券事業について、多くの税金がムダになった反省が全く見えない。

 
9.地図情報を提供するわがまちマップについて、877万円もの費用をかけているが、マップ情報を提供しているところは民間でいくらでもある。

 
10.コミュニティ創生の一環として、頑張る地域応援プロジェクトがあるにもかかわらず、町会等自治組織に加入する世帯数が減少傾向である。しかも、本プロジェクトは、衣類作成の補助を出す等の疑問の残る先例が発生している。事業をやる割には自治組織の拡充がない以上廃止して当然である。

 
11.各住民協議会活動事業費助成金をも上回る年収をもらう、天下りのコミュニティセンター局長が存在している。

 
12.補助金を出しているのに、どの事業にいくら市費を充当したかの市費充当額の欄がない補助金実績報告書が存在する。

 
13.補助金交付先が宿泊を伴う研修をする際に、市職員が出張手当をもらってまで参加しているという実態がある。

 
14.民間で配食サービスはいくらでもあるのに、社会福祉事業団の在宅福祉サービス事業運営補助金に減額の兆しはない。

 
15.調布市・府中市と共同で運営となっているあさひ苑とちょうふの里は、1床当たりの単価が民間に比べて高いのに、その高いままの状態で止まっている。

 
16.社会福祉協議会にいる学童保育所指導員の人件費は下げる一方で、社会福祉協議会に常務理事として天下っている市職員OBの人件費は下がっていない。下は削るが上は削らないという姿勢はおかしい。


17.環境学習の名のもとに実施されるエコミュージカル、交通安全の名のもとに実施されるつどい事業の際の芸能人のショー等、そもそもやることに意味があるのか疑問を感じる事業が残っている。
 

18.退去者数が入居者数を上回る状態なのに、SOHOの新規施設整備に補助を出している。
 

19.学校の校長が、交際費という税金を使って、地域団体の新年会に参加する事態が発生している
 

20.校庭芝生化につき、全校整備が完了したら、維持管理に4000万円を超える支出が想定されるのに、中断していない。

 
21.学校ホームページにつき更新回数が判明しないという信じられない状況のまま、毎年800万円を超えるコストがかかってしまっている。

 
22.SNSは民間でいくらでもあるのに、かきしぶの運営というだけで82万円を超える費用が発生してしまっている。

 
以上の指摘は、代表質疑及び決算審査特別委員会の場で指摘したことである。

決算審査とは、可決された予算が適正にかつ効果的に執行されたかを審査することを指す。今まで述べた指摘から明らかなように、25年度の予算が適正にかつ効果的に執行されたとは言えないことは明らかである。市はこれらの指摘を真摯に受け止め、次年度予算案に反映されたい。以上より、本決算議案に反対する。

 
次に、特別会計の1つである介護サービス事業特別会計決算についての反対討論をご覧ください。

 
<介護サービス 反対討論>

介護サービスは、本来、介護保険収入で事業運営を行えるようにするのが当たり前であり、予算審査時に、どんぐり山の運営の見直しを市側から図っていく必要があると指摘した。また、指定管理料の算出が適正か否か、民間と比べてどうなのか、より丁寧に精査していく必要があるとの指摘をした。質疑の過程で、現場レベルの人件費は下げるも天下った方の人件費は削減していない事態が判明した。いわば下は削るが上は削らないということであり、このような状況で指定管理料が適正であったと判断することは困難である。天下りの方の人件費を真っ先に下げ、更にはそもそも論として天下りを発生させないようにするのが当たり前である。真っ先に見直すべきところを見直さないという姿勢は根本から間違っている。執行に問題があったと判断せざるを得ない。以上より、運営の見直しを求めて予算時点では賛成としたが、残念ながら本決算議案は反対する。

 
驚いた方も多いことでしょう。残念ながら、こういう実態が存在するのが三鷹市なのです。

 
決算審査は、今まで勉強してきたことの確認もさることながら、新たに発見することの多い機会にもなります。疑問に思ったことは色々と事前に調べ、勉強になりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿