2017年9月20日水曜日

15日の一般質問を聞いた

<所沢市民のブログより>

 915日、今日は一般質問2日目です。3階の事務局で受付して、階段を上ると開会ブザーが鳴っていた。午後9時ちょうどに傍聴席に入った。すぐに傍聴者が目に入った、朝早いのにすでに5人も傍聴者がいる。先輩O氏の姿が見えた。

 最初の質問者は、末吉議員だ。まず、通水80周年を迎えた水道事業に関する質問から始まった。週刊ダイヤモンドの掲載された「水道危険度ランキング」では、危険度が低い優秀な評価だったようだ。いろいろ面白い話があったが、私の関心がる話に絞る。ひとつは、小手指市民ギャラリーが3月に廃止され、旧庁舎のシルバー人材センターなどが入るようだ。二つは、三ケ島墓地計画の違法伐採後の植樹確認を毎月実施し、8月と9月は雑草狩り依頼後に確認したとのこと。三つめは、廃刊になった日刊新民報から寄贈された全記録が生涯学習推進センターにあるが、ボランティアの支援で見出し作成などアーカイブス化が検討されているとのことだった。傍聴者は9名に増えた。

 次は、小林議員だ。質疑を聞くと、障害者グループホーム増設で入居者は今年度の目標を超えたとのこと。また、公共工事の労働者賃金に関することや老人憩いの家の利用に関することや児童扶養手当の特例扱いなど丁寧で詳細な質問が続いた。この後、午前1050分から20分休憩に入った。次の質問は午前1110分からだ。大先輩T氏が見えたので、おしゃべりをして、疲れを癒した。

  三人目は、植竹議員だ。質疑によると、日本は自殺者が先進国でも多いが、所沢市の若い人(30歳以下)も自殺があるようだ。20歳未満は昨年0人だが今年5人だ。行政も、自殺防止の啓発や心のケアなど多方面で手をつくしているが、なかなか進んでいない現状だ。他に、徘徊高齢者支援や振り込み詐欺対策などユニークな質疑があった。午前1158分休憩に入った。

  午後一番は、島田議員だ。午前中の傍聴者は私ともう一人を残していなくなったが、新しい傍聴者が5人増えて、全部で7人になった。最初の質問は、公共工事の労働賃金のことで、回答によると埼玉県では2618千円が2717千円、2817千円と下がったようだ。他は、育休退園問題やエアコン設置などたくさんの質疑があった。基準を超える残業問題を抱える教員に、労働安全衛生法の観点からエアコン設置を進めた点が新鮮だった。

  午後二人目は、中議員だ。昨年の台風9号で被害を受けた地域で浸水被害が多かったのは狭山ヶ丘地区と聞いて驚いた。1時間に78ミリという豪雨なので、川の地殻でなくても、水があふれて浸水したようだ。所沢市内水(浸水)ハザードマップ2016をみると、昨年台風9号の浸水個所は今までと違って赤色表示がされているので、過去の青色表示と比べるとすぐわかる。確かに三ケ島から西狭山ケ丘あたりに赤色が多い。他にも、ところバスの狭山ヶ丘駅から武蔵藤沢駅(入間市)乗り入れの可能性や三ケ島工業団地の拡張や新道路建設の期待など新鮮な話題が多かった。午後252分に休憩に入り、再開は午後310分だ。
 今日の終わりは、赤川議員だ。まず、埼玉県内小中学校のエアコン設置状況の質疑があった。県内の小中学校のエアコン設置率は84%まで高まったようだ。近隣市の川越市、入間市や同規模の越谷市では、今年度中に小中学校のエアコン設置を終了するようだ。そこで、教育長に検討を迫ったが、狭山ヶ丘中と北中小は工事中との回答だった。途中、北朝鮮ミサイルに対するJアラート発動など直近の話題もあった。終わりの質問も、教育委員会の内部統制だった。今回の3件のマスコミ報道について、教育委員会の危機管理が問われた。午後410分、質疑は打ち切られた。行政と市議会の皆さん、そして傍聴の皆さん、大変にお疲れ様でした。

                   915日 記 いしどう
 https://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43319147.html

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