2017年11月21日火曜日

10/31 会津若松市議会を訪問しました

<朝霞市議のブログ>

市議会の議事運営のダンドリを調整する「議会運営委員会」で、議会改革をテーマに会津若松市議会を訪問しました。

朝霞市も情報公開に関する議会改革はかなり前進し、インターネット中継や録画公開、議事録の全面公開とりわけ委員会議事録のPDF公開、本会議や委員会以外の会議の傍聴をルール化、18歳未満の子どもへの傍聴解禁などに取り組んできました。
そうしたことはわかりやすいこととして取り組みやすいものです。

会津若松市議会では、予算決算の審議での議会の意思反映、議会としての市民からの意見・要望の受け方や処理などの仕組みを構築しており、今回そうしたものが、一同衝撃を受けて勉強いたしました。

会津若松市議会では、個人の議員への頼みごとより、それを持ち寄って合議で意見反映させたり、議会として市民要望を聞いて、議論して合意に至ったものから行政に実現を迫るということを、仕組みとして構築しています。
朝霞市ではまだ、議員個人で受けた要望を、行政に伝える機能と、一般質問という何でも質問できる機会に、市民の要望を個別に伝える機能しかもっていません。行政に体力財力がある時代はそれでよかったのかも知れませんが、そうでない時代においては、議員どうしで議論して合意して、納得性の高い政策にして行政に解決や実現を迫っていく、優先順位を変えていく、というお作法が必要なのだと思います。

🌑都内の議員の選挙で、「実行力」とか「実現力」とか言う方がおられますが、議員個人で政策実現できる余地などほとんどありません。そういう議員は他人の手柄を自分だけのものにしているか、政治的に相当な横車を押していると考えた方がよさそうです。

議員個人が政策を実現できるときは、たまたま行政職員のなかに同じような問題意識を持って後押しができたり、世の中がその政策の実現が常識となっている、という政策を求めきったときぐらいです。とくに最近は、予算の厳格な管理と、計画行政で、よほどの横車を押して、このくらいか、という政策決定しか出てきません。
なぜなら、政策の実現の首根っこである予算を作る権利は、法律で市長になっているからです。議会には出された予算を可決するか否決するか、示された事業のなかでの予算額の増減を修正することしかできません。
そうしたことでは、政策が実現できないという点では、議員に市長に対する多少の政治力があるだけで、市民からの要望とさして立場は変わりません。
一方、他の議員と意見をまとめて、決議や議案にまでもっていければ、こんなに議会が強いことはありません。ほんとうの議会改革はそういうところをめざさなきゃダメなのではないか、議会無用論と低投票率による軽蔑の視線は打ち返せないのではないかと思っています。
ただ、全員が合意して変わっていかなくてはならない問題でもあるので、まだまだ道は遠い、と思っています。

http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2017/11/1031-8d3d.html

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