2018年10月23日火曜日

津山市議会、議案をボタンで採決 電子表決を19年6月導入

<山陽新聞より>

 津山市議会は15日、議案の採決をボタンで行う「電子表決システム」を来年の6月定例会から導入することを決めた。議場内のディスプレーに各議員の賛否が瞬時に表示される仕組みで、それぞれの対応を素早く、分かりやすく伝える狙い。岡山県内15市議会で同様のシステム運用は初めて。

 各議員の議席に、賛成と反対のボタンが付いたマイク台を設置。議員ごとの賛否や集計結果については、議場の左右の壁面に設置したディスプレー(55インチ)に表示する。

 同市議会では、起立、記名または無記名の投票で採決している。起立の場合、各議員の賛否をホームページなどに掲載するには議員から報告を受ける必要があり、1週間~3カ月程度かかっていた。

 市役所本庁舎の耐震改修に合わせ、今月から設置工事を行っており、11月中に完成予定。議会中継機器の更新などを含めた改修費は約1959万円。

 導入は議会改革の一環。2017年6月から市議会議会活性化調査特別委員会で議論を進め、この日の議会運営委員会で決めた。

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