2018年2月7日水曜日

政策討論会の開会について

<所沢市民のブログより>

再び降雪があった今朝、久しぶりに市議会のホームページをのぞくと平成30年第1回定例会(市議会)は220日(火)開会の予定です、と案内が「閉会中の日程」ページに出ていました。

 市議会開会の一週間前213日(火)午後には、議会運営委員会、正副委員長連絡協議会、広聴広報委員会も開かれます。傍聴にもお出かけください。

  いよいよ当年度最終の予算補正と新年度予算の審議が始まります。昨年12月市議会では、年度末恒例となっていた値上げ2案の国保条例改定と下水道条例改正が準備よく行われました。国会でも働き方改革が問題になっておりますが、仕事は平準化して効率よく行うことが基本ですが、行政の場合は公平性と平等性が求められます。改正について、市民への周知徹底を図り、市民の理解を充分に得ることをお願いいたします。

  さて、市議会開会の前にもう一つ大切な会議があります。今後の所沢市の政策を討論する政策討論会です。今回のテーマは、住民投票が行われた「エアコンなど」学校施設の整備に関することです。人口減少時代にはいったいま、限られた財源の中で何をやるべきか、市議の皆さんの政策意見に耳を傾けてみませんか。

                               22日 記:いしどう

 以下は、市議会ホームページから引用した内容です。

 学校施設の整備(エアコンなど)についての政策討論会を開催します!

 政策討論会は、特定のテーマについて各議員が活発に意見等の交換を行い、共通認識を醸成、政策提案及び政策提言を推進するために開催するものです。

7回目となる今回は、議員7人が意見交換を行う予定です。


テーマ:『学校施設の整備(エアコンなど)について』
 

日時

平成30210日(土曜)午後2時から(2時間程度)

会場

 所沢市こどもと福祉の未来館 1階多目的室12号(泉町1861番地の1) 

 出席予定議員

西沢 一郎(公明党) 座長

島田 一隆(リベラル所沢) 副座長

城下 師子(日本共産党)  

松崎 智也(未来)

石原 昂(自由民主党・無所属の会)

松本 明信(自由民主党)

秋田 孝(至誠自民クラブ)

 開催にあたり駐車場は用意しておりませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

事前のお申し込みは不要ですので、当日会場までお越しください。

手話通訳を実施いたします。

以上

https://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43476606.html

2018年2月6日火曜日

愛知県犬山市議会議長のビアンキ・アンソニーさん

<会津若松市議会議長のfacebookより>

地方自治の専門誌「月刊ガバナンス」2018年2月号です。
表紙を飾るのは、愛知県犬山市議会議長のビアンキ・アンソニーさんです。昨年東京での市議会議長会で名刺交換し、去る1月24日犬山市で開催されたローカルマニフェスト推進地方議員連盟主催のフォーラムでご一緒しました。(英語の招聘講師から一念発起して、日本国籍を取り議員になった。)
さて、昨年12月25日に同誌千葉編集長が会津若松市議会の広報広聴委員会主催の「議会だよりモニター制度」に関するセミナーを取材に来られた。
(山梨学院大学教授の江藤先生も『ヒィールドワーク』として来られた)
翌日、私もインタビューを受け、その内容が掲載されました。
字数制限のある中で良く書かれていると思います。
が、私の舌足らずな点もあった反省すべき点も。〜「改革の継続性は、政策討論会全体会で各分科会の討議内容が共有化され、さらに『申し送り』を文章化し議長に提出され、新たな議会構成になってもそれが引継がれる仕組みになっている」ことを付け足します。
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2018年2月5日月曜日

良識示される。議員が提出した市長退職金削減条例は否決

<武蔵野市議のブログより>

 議員の良識が問われる条例案が議会に提出されたが、賛成者なく否決された。条例案は、議員が市長の退職金を三分の一に削減するものだ。

■議員が提出すべきか。議決は無視でいいのかが論点

 議案は市議会の会派、むさしの志民会議から提出された「
武蔵野市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例」。提案理由は、松下市長の公約であり、公約を破られるかもしれないと考えたとしていた。

 地方自治法112条の2で「議案を提出するに当たつては、議員の定数の12分の1以上の者の賛成がなければならない」と規定されており、武蔵野市議会の定員は26名であるため3名が賛同すれば条例案は提出できる。むさしの志民会議は3名のため、同会派から提案されたもの。

 条例案の論点は、すでに委員会に付託する前の本会議で明らかになっていたが、2月1日の総務委員会でも同じ論点での質問が行われた。それは、市長の退職金削減を議員から提出すべきか、過去の議会決議を尊重しないで良いのかの二点だった。

 委員会では松下市長の答弁もあったが、市長は、任期の4年間の間に提出したい。議会の決議(※1)を尊重するので報酬等審議会を経て提出したいとしていた。

 この決議は、邑上前市長が就任直後に市長退職金を3分の1に削減する条例案を提出したさい、報酬審議会にはかってから提出するように求めたものだ。

 委員会では、市長が公約を守らないというのならまだしも、提出するタイミングは理解に苦しむ。そもそも、市長の政治信念であり市長が提出すべきだ。この決議を尊重すべではないかなど質問が続いた。


■報酬審や決議を疑問視

 提出者(むさしの志民会議の3名)の答弁は、報酬等審議会には退職金が審議内容ではなく、判断する立場でないと議事録には書かれている。報酬等審議会のメンバーは市から補助金を受けている利害関係者があり、任命権者は市長であり完璧ではない。公募市民を入れるなど開かれた審議会、公平な審議が行われるように見直しが必要ではないか、などの答弁があり、報酬等審議会自体に疑問があるとの意見を述べていた。

 また、議会決議を無視するのか。提出するなら、せめて、決議を無効化する決議を上げる必要がある。矛盾を感じないのかとの質問があったが、邑上前市長が市長退職金削減条例案を提出したさい、議会は、議会は審議もなく可決しており(※2)。決議は疑問を感じている。議会運営委員会で総務委員会に付託を決めたのだから議会運営委員会の問題との答弁だった。


 ■良識が問われる

 上記の内容は概略をまとめたもので正確には議事録をご参照いただきたい。

 本会議でも同様だったが、議論はかみ合わないままだった。
 条例の提出権は議員が持つ大切な権限だが、成立を目指すなら多くの議員に理解が得られる努力をすべきではないか。過去の議会決議や報酬等審議会、議会運営委員会を批判して自分たちの正当性だけを主張するだけでは何のための提出だったのか、権限の乱用としか思えてならない。審議のなかでも述べられていたが、議会運営委員会は、公序良俗に反することや個人情報にかかわることは審議しないなどの規定はあるが、形式要件が整っていれば委員会に付託するのか、本会議で決めるのか。付託するならどの委員会にするかを決める権限しかない。批判される筋合いではない。

 委員会での採決は、2017年の市長選挙で松下市長を応援した議員も対抗候補も応援した議員も同じ考えで否決した。このことで武蔵野市議会の良識が示されたとしか言いようがない。

 ただし、良識とは数値化ができない。自分で正しいと思い込む人には通用しないのも課題だ。ここをどうしていくかも今後問われそうだ。

※1
2006年9月の平成18年第3回定例会で全会一致可決した決議。内容は、『武蔵野市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の施行に当たっては、他の特別職との整合を図るため、特別職報酬等審議会に諮問すること』

※2
邑上前市長が公約として掲げ、1期目の就任直後、2005年12月の平成17年第4回定例回に市長退職金削減条例を提出している。しかし、継続して議会は審議を行い、翌年の2006年9月の平成18年第3回定例会で可決、成立した


【参考】
あまりにも非常識。議員が市長の退職金削減条例提出
 
http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52511590.html

2018年2月4日日曜日

議会報告会

<合志市議のブログより>


中学生と市議会との懇談会。

合志市内3中学校の生徒会役員が集まってくれた。

合志市に関するクイズ、500万円あったら

中学校のためにどう使うか、などの意見。

事前に募集していた質問に対する回答など。

常任委員長がメインで答弁したが、

自分だったらどう答えるかと考えていたら、

答弁者の苦労がわかった。

(しかし、それで一般質問の手を緩めてはいけない)

中学生にわかってもらえるような説明が求められる。

私は写真係だった。

議会だより「きずな」の表紙向けの写真も要るなと

途中で気づき、縦長のものも撮った。

2018年2月3日土曜日

学校教育と自治体議会


<市民と議員の条例づくり交流会議2018【春企画】>

「学校教育と自治体議会」(企画原案)

■日時:2018325() 13:00 - 16:00

■場所:法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎

【趣旨】

自治体議員選挙の公約で、ほとんどの候補が教育政策を取りあげる。一般質問等でも自治体が設置している学校について取りあげる議員は多い。有権者のなかにも教育政策には関心をもつ人は多く、「誰もが一家言をもつ」政策分野といってよいだろう。その教育という政策については、教育委員会が置かれ、首長・議員が直接教育内容に関与しない権限配置がなされているとともに、国、都道府県、市町村が深く関連し合いながらも役割を分担するという体制の下にある。そして、自治体議会で展開される教育政策に関する議論や問題提起は、必ずしもその制度の設定を踏まえた有効なものになっているとは限らない。本来議会や首長が権限をもたない領域に関する議論ばかりが展開されている一方で、その権限内にあって、一定の有効性も期待されるような政策提案や実現は必ずしもうまくなされていないのではないだろうか。また、教育への思いを持ち、それを少しでも良くしようという意図で行われる教育政策の議論が、問題の複雑化や多忙化という状況下にある学校現場をさらに疲弊させてしまうことも深刻な課題である。

この企画では、地方自治学者、教育学者、教育行政の実務家、自治体議員がそれぞれの視点から自治体議会における意義のある教育政策の取りあげ方を検討し、住民自治にもとづく市民の、市民による、市民のための公教育を実現するために、教員や教育の専門家と自治体議会、議員の役割分担のあるべき形を検討する場としたい。

【論点】

教育委員会制度と自治体議会/教員だけが学校教育を担うのが適切か?/教育における集権と分権/自治体議員が気づいていない教育のための役割/教育委員の任命同意審議のあり方

2018年2月2日金曜日

まちの価値観を事業者と共有することで魅力を高める。代官山視察から

<武蔵野市議のブログより>

まちが好きであること。反対ありきでなく、価値観が共有できるように提案をしていく。代官山のまちづくりの考え方はとても参加になった。
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 武蔵野市都市計画審議会で、代官山を視察させていただき、渋谷区の担当者と住民で組織する「代官山ステキなまちづくり協議会(代スキ会)」の方々からも話を伺わせていただいた。
IMG_0787■わがまちルールが魅力を高める

 いろいろな話を伺わせていただいたが、印象に残るのは、開発をする前に、住民と行政、事業者が協議することを定めた「わがまちルール」を持ち、住民が持つまちの魅力を開発事業者にも共有してもらい開発を行っていることだった。
 ルールというと細かな数字の羅列を思い浮かべてしまうが、事前の協議することという、かなりアバウトなものだ。ルールというより、マナーと言ったほうが分かりやすいかもしれないが、住民がこの地域が好きで、その価値観を開発事業者に提案し、同じ思い、仲間になってもらうように開発をする「ルール」であり、その結果がまちの魅力をより高めていると思えた。


 例えば、かつてあった同潤会アパートの跡地に開発された地域は、タワーマンションとショッピングモール、公共施設、公園が整備されているが、そこには、人が自由に移動できる空間と通路が整備されていた。これは、同潤会アパートの特色でもあったからだそうだ。

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 同じように以前から低層住宅街であった旧山手通り沿いに開発された「ヒルサイドテラス」は、建築家の槇文彦さんによるもので、高層にはせず住居と商業施設、オフィスが共存できるようにと考えられていたことなどだ。それまでの地域の特性や自然条件を活かすというルールに基づいた開発ともいえる。


■蔦屋図書館も同じ価値観で

 このような経過があったことから、これらの後に開発され、蔦屋書店があることで知られる「代官山T-SITE」も同じ価値観で開発されたという。開発事業者に、今までの価値観から要望を住民が伝えたところ、その要望に沿える事業者が選ばれ、現在の姿になったのだそうだ。

 時間がかかることや権利関係の調整などで、そう簡単に進まなかったと想像ができるが、なぜ、そのように住民の提案が受け入れられているか?
 最も気になるところだが、「私たちは反対運動をするのではない。同じ価値観を共有してもらい、仲間となってもらいたいから提案をしているだけ」と代スキ会の方々ははなされていた。ここにポイントがあるのだろう。



IMG_0806■まちが好き

 普段から勉強会を開催することやニュースを出して、まちの魅力を発信することで住民意識を継続させている努力が陰にあり、価値観を共有するという"想い"を続けることは並大抵のことではないことも同時に分かったが、そこには、まちが好きというシンプルな"想い"があり、行動に結びついていることが視察でひしひしと伝わってきた。

 建築家の方々が住むような土地柄ということもあるのかもしれないが、最初から反対運動ではなく、まちが好きで、まちの魅力をもっと高めたいとの"想い"を持つ住民が多かったからこそ、その熱意が伝わったからこそ今の代官山があるのではないか、と視察を終えて思えてならない。 

 このまちづくりの姿は、武蔵野市のこれからにも参考にしたい。


※写真は上から
蔦屋図書館のある「代官山T-SITE」
「代官山アドレス」
旧山手通り。大通りなのに低層住宅街となっている「ヒルサイドテラス」
住民が集まり学習ができるように集会施設もあった


http://blog.livedoor.jp/go_wild/archives/52511399.html

2018年2月1日木曜日

マンション管理組合 総会

<江東区議のブログより>

昨日は、居住しているマンション管理組合の13期の総会に出席。
理事として総会の司会進行を行いました。
 
 1年間の活動報告、次期の活動予定、予算や監査報告など滞りなく終了。
理事の皆さんとの入念な事前準備と参加された皆さんのご協力のおかげでスムーズな議事進行ができました。
質疑では様々な意見も頂きました。
質問や意見は以前理事や理事長を経験されていた方からのものが多く、マンション管理や地域コミュニティの実情を踏まえた詳細で建設的なものが多かったです。
理事のチームワークと参加された皆様に感謝いたします。

  昨年からマンションの理事をしており、マンション内の設備やマナー、町会との連携など様々な活動をする中での気づきもありました。そしてつい先日からは大規模修繕(前期)も始まりました。
 午後からは新しくなった14期の理事会と懇親会。
今期から副理事長をすることになり、マンション内の自治活動や地域と連携した行事の参加などの役割を引き続き担うことになりました。
 マンションなどの集合住宅への居住が人口の8割を超える江東区。
 週末は、区主催の民泊や防災の講演会、マンション管理組合の理事会などなど、マンションウィークエンドでした。
 これからもマンションの管理組合業務、しっかり頑張っていきたいと思います。
活動を通じて気づいたマンションや地域の都市開発のお話など、江東区ならではの議会質問や行政などの提言も、先進的なものを含め、行っていきたいと思います。
地域の皆様、関係者の皆様よろしくお願いします。