2014年5月16日金曜日

自治会ついて、市民情報紙

<宮代町議のブログより>

寒川町発・・ささえあい
毎月、送信していただいている神奈川県寒川町の市民グループ会報「ささえあい」。市民の目線で、現状の考え方などが満載され、毎回楽しみです。
今回の2面は自治会特集。・・・自治会を盛り上げるには・・・がタイトル
自治会は必要
自治会の大きな役割は「情報伝達」「ごみ処理」「お祭り」「防災」の4つです。最近は誰でも役所から直接情報を得られるようになり、ごみ処理も戸別収集に移行(藤沢市など)する方向です。残る「お祭り」も自治会員だけのものではなくなりつつあります。都市を中心に自治会の魅力は薄れており、加入率は下がっています。
自治会は役所の一部ではない
役所は自治会があれば便利なのかもしれないが、自治会への加入はあくまで住民の自由です。加入率が低ければ地域を代表していないとみなされ、町が自治会に補助金を出す理由がなくなります。
「福祉」や「防災」は本来役所の公務
多くの自治会は、独居老人の支援や自主防災に力を入れていますが、本来これらは自治会に加入しているかどうかに関係なく、役所が、すべての住民に対して平等に行うべき住民サービスです。もし、これらが有意義なことなら民生員や自主防災組織に、町が直接、仕事に見合う「手当」を出して任せるべきです。自治会に漠然と補助金を出してこれらを委託すれば、責任が不明確になるだけでなく、妥当な補助金かどうかわからなくなります。
自治会費と加入率
多くの自治会は閉鎖的で、自治会に入らない人をおかしな人だといいます。これでは、いくら勧誘しても加入者は増えません。これからは少子高齢化・地方の財産難の時代です。役所(税)に頼らない近所の助け合いがますます重要になってきます。寄付集めなどの仕事を減らし、出費もできるだけ減らし、自治会費を年間数百円程度に下げて、こじんまりさせれば、自治会の魅力も加入率も上がり、隣近所の助け合いも高まると思います。
自治会に対する発言
あくまで「ささえあい」記事の抜粋です。
「自治会長は大変な仕事だ。本当によくやってくれている」「祭りや子供たちとの接触は楽しい」「役得がなけりゃ自治会長になるひとなんていないよ!」(ある会長)「自治会長の任期は2年がよい」「昔と違い、役所に金を出させようとする自治会長が多くなった」(多数の職員)「自治会費を下げようとせず、何かと出費を増やそうとする自治会が多い」(多数)「民生員の罷免権を素人の自治会長が持ってよいのか!」「会員の意見に耳を貸そうとしない独裁的な会長がいる」「自治会を批判するなら自治会に入ってから言えといわれた」「自治会の規模の差をなくせ」「自治会の食糧備蓄は、災害時、自治会員以外に出したくない」(ある会長)--記事引用ここまでーー
~ん、思い当たることもあるし、全くないのもあるし、さまざまな意見が出てくるもんですね。いっそのこと、飲み屋さんで聞いてみたら? もっと面白い本音も出てくるかも。
ちょっと話はそれますが、ある晩、呼び出されて出て行ったある飲み屋さんで、「議長がだれそれ」「誰それは勲章をもらった」「当選回数が少ないのに議員の中では出世した」の話。出世した、との表現に参りました。当選回数は少なくないのに、役から遠い私は出世コースを外れた? 本人は全然そう思ってないですけど。ましてや、勲章などの話になると、全く関心がない。したがってそういう人が(すごい)という意識は私の中にない。だから、私の場合、実はたいくつする話題です。


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