2016年4月28日木曜日

格調高い栗山町の議会基本条例

<八潮市議のブログより>

昨日からJIAMの研修「地方議員のための政策法務〜政策実現のための条例提案に向けて〜」に参加しています。

昨日は条例制定のための基礎知識などを政策研究大学院教授の井川博氏から学んだ。今日は、実際に条例立案の演習が行われます。午前925分から途中昼食を挟み17時まで、この時間内に翌日の発表資料が完成しなければ、完成まで延長される。

昨夜、今日の議論をする前に、事前に渡されたテーマごとにすでに作られている自治体条例集をじっくり読み返してみた。今回テーマとして選ばれた4つの条例は、議会基本条例、住民参加・活動推進条例、地域支えあい活動推進条例、空き家等の適正管理に関する条例です。

ちなみに私が選んだ条例は、第一希望は議会基本条例、第二希望は,空き家等の適正管理に関する条例で申し込んでいましたが、昨日の講師によれば、今回の参加者63名のほとんどが第一希望となったそうです。

既に全国では700近い自治体で、議会基本条例が作られている為、つくりたい条例のグループ分けでは、議会基本条例はたった1グループでした。今回、希望者が一番多かったのは、地域支えあい活動推進条例でした。多分、参加している議員の議会では、議会基本条例はすでに作っているからかもしれません。

今から10年ほど前、あれは確か5月の連休明け頃、初めて北海道栗山町の議会基本条例が公になったと聞いて、早速読んでみた。あの時もかなり大きな衝撃を受けたが、今、こうして読み直してみると、度々改正されているものの、この条例全体に流れる格調の高さを改めて感じます。

昨日の講義では、法律を作るとき、最終段階で読み合わせをするが、すべて音読みで読ませて間違いがないかどうか調べるそうですが、この栗山町の議会基本条例も音読みで文字を追わずに聞いてみたいな〜と思いました。

栗山町の条例ができてから今年で10年目なのに、八潮市議会では議会基本条例を作ることについては、まだ全会派が一致しているわけではない。議会改革として協議はしているものの、大半が改革されないことで終わりそうです。

今回の受講者の中に栗山町議会から女性議員が参加しており、昨夜の懇親会で名刺交換した際に、一度、尋ねてみたいといったら、どうぞ大歓迎ですと言ってくれた。

こんな条例を世に発信し、一躍有名になった栗山町、一度、行ってみる価値はありそうです。ついでに、お隣の夕張市のその後の様子も見たいな〜と思いました。

さあ、今日一日、頑張るぞー
http://diary.e-yazawa.her.jp/?eid=877226

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