2017年4月7日金曜日

早稲田定例会「大津市議会意思決定条例の意義とポイント」ご案内



<ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟より>
大津市議会で「大津市議会意思決定条例」が制定されました。この条例は、議会の意思決定に係る機動性の確保と手続の明確化を目的として、議会の意思として差し支えないと判断した事項をあらかじめ条例で定めたものです。議会運営委員会により提出され、3月21日に可決されたばかりです。
 今回のゲストは、大津市議会局次長の清水克士さん。議会改革のキーマンであり「『常識』こそ疑ってかからなければ、議会の現場における進歩はない」と説く(※)清水さんに、条例の意義とポイントを学びます。
※詳しくは、清水さんの連載「議会局『軍師』論のススメ」(ガバナンス2017年1月号)をご参照ください
【第14回 早稲田定例会のお知らせ】
▼日 時:2017年5月23日(火)18:30~20:30
▼場 所:早稲田大学 早稲田キャンパス教室 (4月10日以降に教室名を掲載します)
▼テーマ:「大津市議会意思決定条例の意義とポイント」
▼講 師:清水克士さん(大津市議会局次長)
▼お申込:こちらの WEBフォーマット よりお申込みください
  ※ 参加者は、LM地議連会員限定です。当日入会するとどなたでも参加できます。
  ※ インターンや議会事務局職員は無料でご参加いただけます。

2017年4月6日木曜日

法政大学での「実践報告」

<会津若松市議のブログより>

3月26日(日)は、我が母校法政大学でのフォーラム~市民と議員の条例づくり交流会議主催「新公会計制度と議会の予算・決算審査審議に納得していますか?市民に説明できますか?」で、会津若松市議会の予算決算政策サイクルの報告をしてきた。
(
写真参照)
全国から170~180名の地方議員や市民が集まり盛況だった。
平成29年度から新公会計制度が導入され、発生主義・複式簿記となる。また固定資産台帳も整備され、将来にわたるコストも見とおせるようになる。
新しい制度の概要を、第一部で習志野市会計管理者の宮澤正泰氏に聞き、第2部では予算決算審査の先進事例(会津若松市議会、多摩市議会、生駒市議会)の報告。
会津若松市議会でも新公会計制度のことは以前より取り上げられ、それが「公共施設マネジメント」として準備されている。公共施設は、人口減や利用に即して整備するといった「総論賛成」だが、いざ自分の身近な施設の廃止は異議を唱えるという「各論反対」になりがちなテーマでもある。
財政状況を鑑みながら、計画的な修繕・改廃・改築・新築をこの会計制度で活かしていかなくてはならない。予算決算審査では、事務事業評価のように細かいことだけの議論だけでなく、全体の政策判断と将来の負債まで考えて審査しなければならない。
平成20年から始まった「議会と市民の意見交換会」で、市民側から「市の財政は大丈夫か」「合併特例債で箱ものばかり造るな」など指摘を受けてきた。
これを受け、議会総務委員会では、学識者として関西学院大学の小西教授を平成21年から毎年招き、会津若松市の財政分析や財政見通しを国の動向と照らし合わせながらレクチャーを受けてきた。
そして、議会運営委員会が、三重県議会や、長野県飯田市などに視察に行き研究を重ね、予算決算委員会の常任委員会化と予算決算の政策サイクルを確立してきた経過にある。
公会計の改革を活かすものとするためには、議会側の審査の在り方が問われる。それが、「市民の福祉の向上」につながらなければ意味をなさいということだ。
会津若松市議会では、他の自治体ではではあまり例のない定例会開会前から「論点抽出の事前準備会」の開催、定例会では質疑後の「議員間討議」を経て、ほとんどの定例会ごとに(特に当初予算審議の2月定例会と決算審議のある9月定例会)には、原案賛成であっても付帯決議要望的意見が採択され、それが執行部の予算案に反映されてきた。
割り当てられた時間では少し足りなく、会場の皆さんには私の言わんとすることは、よく忖度”(そんたく)してとお願いした。(笑)
「忖度」は、今年の流行語大賞になるなァ。 恐らく!
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画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる、スーツ
また、私の学生時代は、校舎も中にいる学生も評して動物園と言われていましたが、
すっかりアカデミックな雰囲気になりました。
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画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる
自動代替テキストはありません。

http://www.meguro.gr.jp/blog/?p=1543

2017年4月5日水曜日


<大津市議会・議会局職員のfacebookより>


「関西よみうり懇話会」に大津市議会のことが掲載されました。
これは昨年、読売新聞大阪本社から竹内照夫議運委員長に取材があったものを、再編集されたものです。
廣瀬先生のコメントも掲載されていますので、ぜひご覧ください!


2017年4月4日火曜日

3月市議会は閉会した(速報)

<所沢市民のブログより>

今日、328日は市議会の最終日だ。本会議は、午前10時に議会運営委員長報告から始まった。議長は、健康福祉常任委員会からの新たな議案追加と、討論及び採決方法を説明した後、市民文教常任委員長の石本議員の委員長辞任に伴う交代人事として、植竹委員長、入沢副委員長を発表した。急なことで驚いた。昨日本会議の四常任委員会の後、珍しく質疑があったからだ。報告した提言をまとめることができなかったことに対して、質問があったことが気にかかってはいたのだが。あとでO氏に聞いた昨日午後の出来事を終わりに追加した。

討論は、反対荒川議員、賛成大舘議員の2名だ。反対討論は、議案9号一般会計予算、議案13号国民健康保険特別会計予算、議案15号後期高齢者医療特別会計予算、議案19号民間資金等活用事業選定委員会条例、議案25号一般職員の給与等の条例改正、議案27号児童クラブ条例改正の5つで、15分程度だった。この5議案について、賛成討論があり、10分程度だった。討論後、議案順に採決を行い、反対がある議案は起立多数で可決し、残りの議案は一括で異議なしで可決された。

次に、請願1件が起立多数で可決され、議員提案3件が異議なしで可決した。この後、健康福祉常任委員長の亀山議員が新たな議員提案、子供の貧困に対する意見書を説明し、異議なしで可決された。閉会中の継続案件の説明があり、これで終わりかと思った。331日で退職する三上経営企画部長、石川総務部危機管理監、溝井建設部長の3名が挨拶された。3月市議会の締めくくりは別れの儀式であった。午前1055分だった。終わりの市長あいさつは、市議会の意見を参考に市政を行う旨を約し、長かった市議会関係者を慰労した。終了は57分だった。

昨日の傍聴者は私だけだったが、今日は請願や議員提案などの可決で10名以上の傍聴者があった。その中に、もちろん先輩のO氏、3月市議会を一緒に傍聴した女子学生と一週間ぶりに3名がそろったので、終了後別れの挨拶をした。長い夏休みを一緒に過ごし仲良くなった友達のようだ。

おわりになったが、O氏に会ったので、昨日の市民文教委員会のことを聞いた。午後予定の議会運営委員会の開始が、急な市民文教委員会の開催と協議で遅くなったようだ。結局、午後5時ごろにようやく議会運営委員会が開かれ、その後広聴広報委員会が開かれ、午後640分ごろに終了したと聞いた。なかなか傍聴もやりきることは大変だと思った。
                                                                    記:いしどう
http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43099800.html

2017年4月3日月曜日

インターン政策発表会

<江東区議のブログより>
昨日の午後は、インターン政策発表会へ。
党の若手議員を中心に、受け入れているインターン生が、各自治体の施策や政策課題について調べたことや、政策提案などを発表する場。
 どのインターン生も、真摯に課題に取り組み、いい発表でした。
私のインターン生も頑張ってくれました。
各自治体の独自の施策について、改めて気づかされた点も多く、他の市区のインターン生の視点からの政策提案は江東区にも提案したい内容もありました。
 インターン生の受け入れから得るものの大きさを感じた発表会でした。

インターン生は3月末までの受け入れですが、学生、受け入れ側議員である私のお互いにとって実りあるものになり、江東区政にも反映できるよう、頑張っていきたいと思います。

最後の2枚は、発表会に参加したインターン生と一緒に。



2017年4月2日日曜日

市議会の会議録と市議会だより

<所沢市民のブログより>


3月市議会は、先議の総務経済常任委員会の否決から始まり、先議の本会議修正案の可決、市長再議決の否決で前半が終わった。後半の新年度予算は、教育費の質疑が盛り上がり、予算特別委員会の採決に付帯決議がついた。昨日、ある市会議員の市政報告会に行ったところ、10年間市会議員を経験して、初めての貴重な体験を積んだ、と聞いた。傍聴の初心者なので、よくわからないことも多かったが、珍しい体験ができたと感じている。

 そこで、傍聴ができなかった人のために、市議会は会議録を残していることを紹介したい。定例会の会議録作成には、1か月半から2か月がかかる。しかしながら、委員会の会議録は、少量の場合、比較的早く公開される。問題となった総務経済常任委員会否決の228日記録は、すでに32日に公開されている。ほぼ丸一日かかったので、量はあるが市議会が市民に代わって市政を正した審議内容なので、ぜひ市民の皆さんには読んでほしいと思った。

さて、市議会の報告が忙しかったので、「市議会だより」(2.10号)の感想が遅くなった。1年以上前、全国紙を止めたので、傍聴に市役所に行って、新しい「市議会だより」2.10号を見つけた。3か月ごとに開かれる定例会を市民にわかりやすく伝える情報誌だ。作成は、広聴広報委員会の仕事だ。議会活動の終わりは、広聴広報委員会の仕事で、再議決後に開かれた広聴広報委員会は午後7時40分に始まった。市議会活動の概要を市民へ伝える地味な仕事だ。

「市議会だより2.10号」の表紙は、リオパラリンピックで銅メダルを獲得した島川真一選手の素敵な笑顔のカラー写真で、裏表紙に詳細な紹介記事が掲載されている。だが、この情報誌の大切な事柄は、市議会の定例会で何が行われたかを簡単に説明することだ。そこで、2-3ページの議案審議の内容と4ページの議案に対する賛成・反対欄を見ると市議会活動の概要を知ることができる。他にも、一般質問が各1問だけ記載されている。まさに、市議会活動の雑誌だ。作成に1か月と10日かかる。次回の「市議会だより」の発行は、510日ごろか、発行を楽しみに待ちたい。
                                                                      記:いしどう
http://blogs.yahoo.co.jp/tokocitizen_c14/43096181.html

2017年4月1日土曜日

県内初、大網白里市は政務活動費を議員発議で後払い方式に改めました。


<政治山より>

 大網白里市は、千葉市の東側に隣接し、九十九里浜のほぼ中央に位置する風光明媚なベッドタウンです。この20年で、住宅団地開発により人口が大幅に増えた市でもあり、私もよそから越してきたいわゆる「新住民」です。
 私は25年間、企業内ビジネスマンとして転勤生活を送っていましたが、住宅団地内の開発問題をきっかけに2015年11月の一般選挙で立候補し、お陰様で当選、活動させていただいています。
大網白里市議会ホームページ

年度初めに一括交付していた政務活動費

 わが市の政務活動費は年間49,800円と多くはないのですが、慣例として年度初めに全議員に一括交付されていました。これ、ついこの間まで会社員をしていた自分にとっては違和感がありました。だって、営業などで経費を使った場合、まずは自分で立て替えて領収証をもらい、社内チェックを受けてようやく手元に戻る仕組みがほとんどでしたので(高額のものは除きますが)。
 しかも、お金を先に受け取ってしまえば、人の性(さが)として「返還するのもなんだから、さて何に使おうかな?」という考えにもなりかねません。自分で立て替えて現物と領収証を添付し、チェックを受ける形にすれば、費用使途の透明性も高まります。

千葉県内初の後払い方式に

 試しに先輩議員に相談してみると、同じことを思っている方が結構いらっしゃる。ならば新人の私が口火を切りましょう、ということで「議会改革推進協議会(各会派から1名づつ出席する改革を話し合う場、森は無会派代表)」の席で提案しましたところ、協議会で全会一致を見ました。
 その上で条例の改正議案を議員発議でこの第1回定例議会(2/20~3/21)の最終日に上程したところ、全会一致で可決されました。政務活動費の後払い方式を導入するのは、千葉県内では我が大網白里市が初めてなんだそうです。
 私の行動は、ただ民間の感覚を議会に持ち込んだだけのこと。今後もいろいろな場面で、企業出身者が民間の合理性を行政に生かせるようになればいいのでは、と考えます。