2015年12月21日月曜日

改革の気運に水 釧路市議会広報の不掲載問題

<北海道新聞より>

【釧路】一般質問の一部を議会広報に掲載しない方向で調整が進む釧路市議会。近年は議会改革を行い、早稲田大の「議会改革度調査」でも道内市議会で初の首位となり、実績を積み上げてきた。今回の騒動は市議会改革に水を差す結果となった。
  共産党釧路市議会議員団は16日、釧路市役所で記者会見を行った。蝦名大也市長の資産公開に記載漏れがあった質問の不掲載を求められている松永俊雄市議は「議会の自由な議論を抑えることは許されない」と憤った。「アベ政治を許さない」と印刷されたクリアファイルを所持する教職員の調査に関する一般質問が問題とされている梅津則行市議は「以前広報委員長を務めたときは、開かれた議会を目指し、議会だよりに質問者の顔写真を掲載した。検閲のようで議会改革と逆行している」と残念がる。
 広報特別委に所属する岡田遼市議(市民連合)も「質疑は議事録にも残る内容。言論の自由の観点からも、そのまま掲載すべきだ」と話した。
 質問者は第2希望まで出せるが、内容の重複を避けるためで「広報委は重なった質問を調整しても、内容には踏み込まなかった」(梅津氏)という。
 市議会は政務活動費領収書の全面公開や中学生を対象とした模擬議会開催などを矢継ぎ早に行ってきた。ただ、議論された内容を正しく伝えるという役割を放棄すれば、改革はかけ声倒れに終わる危険性もある。(瓦木毅彦、鈴木誠)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0213915.html

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