2018年6月26日火曜日

6/21 朝霞市議会の改革ランキングは980位

<朝霞市議のブログより>

先頃、早稲田大学マニフェスト研究所が議会改革ランキングを発表し、2017年度では、朝霞市議会は1741自治体議会(有効回答は1318議会)中980位という結果になっています。前年が881位だったので100位下げています。

評価は総合点のほか、情報共有(841→879位)、住民参加(986→1117位)、機能強化(681→809位)の3点で評価されていて、いずれの項目でも順位を下げています。
この1年改革らしきことは何一つしていないので、下位の自治体が議会改革に取り組んで追い越していった、もはや基礎的な改革だけでは評価指標にならない配点になっている、という2つの原因が考えられます。

朝霞市議会は総合点では中位の下ぐらいをずっと走っていますが、会議の全面公開、本会議のインターネット中継の実施などで、2014年度は、情報共有の項目だけ385位まで上げたことがあります。しかし、その後、情報戦略や議会だよりの改革なども停滞していることと思われますが、情報共有も879位と中位以下になっています。

あくまでも人為的な評価なので絶対視はできませんが、しかしある程度の改革に取り組めば400位以上になるので、評価項目がどうだとか、とやかく言える立場ではないと思います。
とにかく朝霞市議会は2015年改選から、議会改革が停滞しています。野党のせいみたいな話を吹聴する方もいますが、そうした一方的な問題ではありません。改革が必要な考え方が確認されず、改革項目を小出しにしか議論せず、そのなかで個利個略のぶつかりあいにしかならない質問時間規制の話ばかりやっているからではないかと思います。
県内では所沢市23位、三芳町53位、嵐山町54位、埼玉県151位、和光市185位、富士見市214位、鶴ヶ島市240位が300位以内に飛び込んでいます。上位自治体を見ると、市民への議会報告会の開催、県議会が上位に飛び込んでいるので議会としての政策提言機能などが評価されているようです。県議会は犯罪被害者の条例を議員提案で作ったことが大きく評価されてランキング入りだと思います。
本質的な評価は、県議会が飛び込んでいるあたり?と思いますし、議員の発言規制が厳しい地域の自治体が今年は上位に飛び込んできているので、議員が自由似発言できる環境や、基礎的な改革項目が評価点に入らなくなっていることを示しているのではないかと思います。

http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2018/06/621980-28b8.html

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