2018年7月4日水曜日

模擬投票 未来の選挙サポーター期待 飯能・駿河台大

<毎日新聞より>


主権者教育の一環として、飯能市の駿河台大は28日、法学部1年生のゼミで、衆院選を模した模擬投票を実施した。意識啓発だけでなく、学生たちが市選管と連携した「選挙サポーター」として、中高生に対する主権者教育の担い手になることが期待されている。
 18歳選挙権が導入された2016年に始めた。学生約270人は、本物の市の記載台や投票箱を使い、実在政党をモデルにした架空の3政党の比例代表と、小選挙区の2候補について投票した。事前に大学職員が、架空政党のマニフェストを配布し、政策討論会を開くなど、判断材料を提供していた。
 
 選挙サポーターの2年生以上の学生約20人が、受け付けや立ち会い、開票など選管業務を体験した。さらに、市選管職員が選挙制度について講義した。
 
 学生らは「どの政策が実現可能か、判断する情報が大切と感じた」「今回選挙制度を学び直した。関心を高める必要性を改めて感じた」などと話した。同学部の菊田秀雄教授は「こうした企画を通じ社会人の自覚を持ってほしい」と評した。【清藤天】

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