2018年7月10日火曜日

ICT化などで福知山市議会が改革度全国13位 

<両丹日日新聞より>

タブレットを導入する福知山市議会早稲田大学マニフェスト研究所による「議会改革度調査2017ランキング」で、全国1788議会のうち、京都府福知山市の市議会が13位に入った。前年度の20位から7ランクアップ。市への政策提言、タブレット端末の試行導入などが評価され、順位を押し上げた。
 この調査は、情報共有、住民参加、機能強化などに関するアンケートを各議会に送り、その回答を基に得点を付け順位を決めるもので、2010年度から取り組んでいる。

 福知山市議会の順位は、12年度は319位だったが、市民向けの議会報告会実施などを始めたことで、13年度に37位、14年度は27位に順位を上げた。15年度には市内の団体と議会の各委員会が意見交換する出張委員会を開催するなどし、トップ10入りを果たした。

 16年度に20位まで順位を下げたものの、17年度は政務活動費の後払い方式の採用▽福知山公立大学生らとのグループディスカッション▽市への2件の政策提言▽タブレット端末の試行導入によるICT化の推進-などを行い、15年度に次ぐ高順位につけることができた。

 市議会議長は「議員が一丸となり、市民とともに議会改革に取り組んできたことが評価され、とても喜んでいます。今後もさらに改革を促進していきたい」としている。


写真=本会議の一般質問でタブレット端末を使うなど、ICT化の推進も評価された

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