2016年7月11日月曜日

早稲田大学マニュフェスト研究所 議会改革度調査

<所沢市民のブログより>

全国の議会、2015年度(平成27年度)の改革の取り組みは早大の調査によると、わが所沢市議会は県内1位、全国16位であった。

長岡さんから「新聞に出ていた」と聞いたのは6月議会が始まったころ。長岡さんはすでに早大に問い合わせて、各種データがネットから入手可能と教わっていた。話し合って二人で調べてみることにした。

これまで、この種の調査は日経グローカルに注目していたが、早大のマニュフェスト研究所がこのように大掛かりな調査をしていたと知らなかった。

日経は「議会の見える化」に重きを置き、議会基本条例の「制定の有無」「議会報告会の実施」などが改革度を大きく左右するが、早大の調査を見ると、こちらの観点は「情報の共有・住民参加・議会機能の強化」にある。改革の状況・傾向を数値的に確認し、自己評価と改善を通して善い自治を競うことを目的に掲げている。


2015調査、所沢市議会は全国(都道府県市区町村)1788議会(回答1460議会、回答率81.7%)中、

情報共有 95位 (前年 314位、但し前年の項目は情報公開)

住民参加 14位 (  170位)

機能強化 18位 (   25位)

総合順位 16位 ( 同  68位)

また(政令指定都市、中核市を除いた)

一般市議会では10位(回答694議会)

情報共有 20

住民参加 11

機能強化  7

遅まきながら調査報告を読み終えたが、「調査の背景」には厳しい表現もあった。近年議会改革を積極的に取り組んできた議会も次なる一手が打てず踊り場にある状況に見えるところも出始めたと書いている。

所沢市議会は住民参加と・機能強化で得点し高い評価を受けた。これを改革の成果と見るべきであろうが、この評価に甘えず、より上を目指し自治の充実につなげてもらいたい。

市民も議会改革に関心を持つべきだ。議会がよくなればまちがよくなる。
 
二人で調べてきて、この調査報告を多くの人に知ってもらいたいと思った。

ご参考に。

調査概要


設問一覧


調査項目は77項目。いずれも表面的な質問ではない。

一例をあげれば「議会報告会」に関して下記の様にいくつもの質問が実に細かく用意されている。

37.制度化義務化

議会報告会は議会基本条例での規定か、あるいは規約・規則等での規定か。また報告会は義務付けされているか、されていないか。

38.開催状況~年間開催回数と、未開催であれば検討状況

39.会場数と参加者数~平均会場数と平均参加者数(1会場あたり)

40. 議会報告会等で出された住民意見への事後対応(この項目を一例として詳述すると)

意見の内容をインターネット上で公開している

意見の内容を紙媒体で公開している

対応状況をインターネット上で公開している

対応状況を紙媒体で公開している

対応状況を次回の議会報告会等で報告している

意見の内容を本会議で報告している

意見の内容を所管する委員会で報告している

公開・報告していない

ほかにも、基本条例に関する質問には住民意見を政策につなげる仕組みや、参加者を増やす取り組み、報告会を充実させる取り組み等々の質問が続く。

調査項目を読むだけでも、いま市議会に何が求められているかが分かってくる。

早稲田大学マニュフェスト研究所の研究成果を引き続き注目しよう。

 記:長岡、さかぐち

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