2016年10月28日金曜日

カンコウモクセツ

<川崎市議のブログより>
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会社員時代に携わった、某電力会社のプロジェクトでの出来事です。
会計仕訳の情報の中に「款・項・目・節」という見慣れない文字がありました。
左から大項目→中項目→小項目と勘定科目を分類するためのものだそうで、プロジェクトメンバーの外資系コンサルからは、「款項目は会計の常識でしょう」的なことを言われました。
えー。でもこんなの初めて見たんですけど。
それまで製造業や流通業がメインだったせいか、電力会計はちょっと独特に感じました。勘定科目のグルーピングに用語がついていることが珍しいのでは?と思いましたが、私は人事系(HRM)の担当でしたし会計はちょこっとしか触らなかったので「そういうものなのかー、常識かー」とそれで納得して終わりました。
しかしそれ以降「カンコウモクセツ」はどの企業にも現れず、私の前から姿を消したのです。

・・・そして時は流れ、議員となって手にした自治体の予算書。
そこには懐かしい「款・項・目・節」の文字があるではないですか。
数年ぶりにカンコウモクセツ君に再会したのです(涙)
カンコウモクセツは公会計の用語でした。
そう言えば、例のコンサルの彼が、某JRも款項目を用いていると言っておりましたので、款項目とか使っているの、たぶん国有企業関係ですよね?
(電力会社は国有企業ではないですが国と密接な関係がありますし)
ということで、「款・項・目・節は公会計の常識」と言い換えるとしっくりきます。

川崎市議会議員
小田理恵子

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