2016年2月22日月曜日

女性議員が集まって・吉川で

<宮代町議のブログより>


女性議員が7人に・・吉川市議会

宮代町の議員選挙の2週間前に実施された、吉川市議選では無所属議員、市民ネット議員が増え議会の構成が大きく変わったと聞きました。

中でも、女性議員が7人に増えたことに注目が集まっています。

先週末、その吉川市で女性議員たちの集まり(フォーラムみたいなもの?)があり、新聞社をはじめ多くの人が集まったそうです。(すみません、私は行けなくて、あとで報告を聞きました)

私たちは、議会に女性を増やそうと「クオータ制」の導入をはじめとした様々な活動に賛同しています。女性ならではの自由闊達、柔軟な意見、ある時はマイノリティ、弱者の立場からの政策提案ができるために、政策決定の場にたくさんの女性たちが立ち会うことが不可欠だと思っています。(クオータとは、4分の1の意味ではなく、役割ということ)

が、誰でも、何でも、女性が増えればいいということではありません。(党や宗教団体などが出馬させる場合は、とにかく議員を増やすことが優先される場合が・・ないわけではない)

吉川市の集まりも、(そこん所はどうなんだろう)という気持ちも混ざってでかけた仲間議員でしたが、結果は「やっぱり、増えるってすごいこと!」 という報告でした。

吉川市の場合、当選した女性たちの多くが豊富な市民活動を経た人で、その分野が環境であったり、福祉であったりするのですが、提案や意見にキレや深みがあったというんです。

こういう人が多数を占めると議論が深くなり、また活動経験を持たない人との比較もでき、全体にレベルが上がるんだそうだ・・。なるほど。

よく、女性(男性も)議員が、経てきた肩書を列記したがりますが、こういうのが全く意味を持たないというのも、人数が多ければおいおい露呈してきますから。

やっぱり増えるっていいことなんですね。

ところで、宮代町も増えました。これまでの2倍になったということは、有権者が多様な意見の出る合議体を期待した結果でしょう。

今回の選挙で

ところで、今回の選挙では、次々にアンケート、調査、署名と称した紙が多く用いられました。とにかく、アンケート、署名・・。仕事を終わって駅の階段を下りると、階段下にずらっと並んだ運動員+候補者。(誰でもいいからゲットしよう)式の無理やりアンケート、無理やり署名にうんざりした、というのはうちの二女およびその亭主。

これに参加した人は、もうターゲット、もはや立派なシンパ扱い。そりゃー、党や団体は、ここであつめた住民ニーズをフル活用するのが目的。

「私がそれをやり遂げます」や町に対して「どうして、こんなにい多い住民ニーズを無視するのか」と大いに活用するわけ。

ある宗教(党)がいう道路の整備など、そんなに簡単に道路事情がよくなるんなら、とっくの昔にやってますって。何やら、今までの議会や執行が能なしに見えてきます。

選挙に、「あれはわが党(私)がやりました」「私なら、これができます」のアピールはつきもの。少なくとも、女性議員たちよ、生活に立脚した、正直な活動をやっていきましょう。お互いに。
お知らせ:二女の出産、身内の入院で、今日から1週間ばかり留守にします。ブログを休みます。おゆるし下さい。
http://kanou-miyashiro.blog.so-net.ne.jp/2016-02-17

2016年2月21日日曜日

あっという間に3月議会…その前に。

<東村山市議のブログより>

フェイスブックに毎日のことをアップしていても、伝わない方たちがいるとわかっていながら……前回の更新から半月以上も開けてしまいました。
自分の記憶のために、129日以降の動きを記録しておこうと思います。

129() 生まれて2度目の胃カメラ。年末から半月以上続いた不調の痕跡は見られましたが、大きな異状はないということでひと安心。
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130() 東村山女性問題連絡会の勉強会に藤田孝典さんが来られるというので参加。「下流老人」はじめご著書は読んでいましたが、ご本人と初めてお話する機会を得ました。
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131() 翌週に予定する東村山市議会報告会の超党派によるPR活動を久米川駅前で実施。午後は地元自治会の新年会にお邪魔しました。
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21() 議会報告会のリハーサルを実施。夜は東村山駅前でPR活動を実施。
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23() 岩手県八幡平市議会の広報常任委員会による「議会改革」をテーマとした視察を担当としてお受けしました。
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24() 「より良い地域を私が創る~対話で創る地方創生フォーラムin静岡」に日帰り参加。
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25() 夜7時から、今年最初の東村山市議会報告会を開催。後半の意見交換で初めての試み「議員がホンネで答える11の質問」を実施。50名の方がご参加くださいました。
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26() 午後2時から、前日同様に議会報告会を開催。41名の方がご参加くださいました。
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28() 午前10時から議会運営委員協議会に参加。議会運営上のルール改変について協議。この頃、3月議会で行う代表質問の通告準備を続ける。

210() 議会運営委員協議会に参加。3月議会についての事前の協議がスタート。
6時からは、「子どもの貧困対策東京議員懇談会」としての第1回学習会を衆議院第2議員会館会議室で開催、呼びかけ人の一人として参加。政党や会派を超えて都内の地方議会議員31名が参加してくださいました。
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212() 午後2時から東京都市議会議長会主催の研修会(府中)に参加。
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213()14() 新潟県十日町市雪まつりの雪像造りに参加。日野社会教育センター時代に立ち上げて多くの方の力で継続してきたプロジェクトも今年で25周年。
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215() 3月定例議会告示。午後は議会運営委員協議会に出席。

216() 広報広聴委員会で議会報告会の振り返りを行う。3月議会開催告知ポスターを突貫作業で作成。
さて、いよいよ、新年度予算審議を含む3月議会が来週月曜日・22日に開会します。
私はまず2日目の23(火)午後3時頃から、代表質問に立ちます。
それについては、次の記事にします。
http://sato-masataka.net/wp/?p=3204

2016年2月20日土曜日

取手市メールマガジン ひびきメール(議会情報)・・・その2

【取手市議会から届く「メールマガジン」の紹介】

こんばんは。取手市議会事務局です。

今日から新たな24人での議会がスタートしました。本日、平成28年第1回臨時会が開催され、15時過ぎに終わりました。

欠席・遅刻・早退・離席…なし

本日の傍聴者11

本日決定した事項は以下のとおりです。

1.議会の構成

○議長・副議長の選挙を行いました。結果は次のとおりです。

・議長の選挙…有効投票24票、無効投票なし

佐藤(清)20票(当選)、加増4

(佐藤 清議長就任あいさつ)

議会基本条例を重視し、政策過程から市民の皆さんへの情報開示に努め、議員の皆さんと一緒に市民目線でさらなる議会改革、そして、公平な議会運営に努めたいと思います。

・副議長の選挙…有効投票24票、無効投票なし

染谷20票(当選)、関戸4

(染谷副議長就任あいさつ)

よりわかりやすい議会を目指し、さらなる改革、そして市民の皆さんから信頼される議会をつくっていくことが大切だと思っております。議長のもと、副議長として頑張っていきます。

○委員会組織を次のとおり決定しました。

・総務文教常任委員会

(委員長)落合(副委員長)池田

(委員)竹原・小堤・関戸・入江・阿部・赤羽

・福祉厚生常任委員会

(委員長)山野井(副委員長)飯島

(委員)小池・岩澤・染谷・佐藤(隆)・佐藤(清)・遠山

・建設経済常任委員会

(委員長)渡部(副委員長)石井

(委員)関川・細谷・吉田・結城・齋藤・加増

・議会運営委員会

(委員長)入江(副委員長)落合

(委員)関戸・石井・飯島・佐藤(隆)・結城・赤羽

○一部事務組合等の議会議員の選挙を行い、次の議員が当選しました。

・常総地方広域市町村圏事務組合議会議員(3人)…赤羽・阿部・入江

・茨城県南水道企業団議会議員(4人)…結城・佐藤(隆)・染谷・岩澤

・龍ケ崎地方衛生組合議会議員(4人)…細谷・池田・竹原・関川

・取手地方広域下水道組合議会議員(7人)…加増・渡部・小堤・齋藤・吉田・山野井・石井

・茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員(1人)…佐藤(清)

2.会議の内容

 会期を16日までと決定しました。

 明日は、午前10時から本会議を行い、市長提出議案の上程、説明、質疑、討論、採決が行われます。

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〔発信元〕取手市議会事務局(電話)0297-74-2141(代)

*このメールには返信できません。議会に関するご意見・ご要望は、次のリンク(取手市ホームページ内お問い合せフォーム)をご利用ください。

2016年2月19日金曜日

ワクワク! 代表質問~今回の予算案、攻め口、切り口はいっぱいあるなあ!

<松坂市議のブログより>


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1516日と、議会基本条例に基づく、議会への新年度予算説明会。初日は一般会計全般で、午前10時~夕方6時ごろまで続きました。
あすは、特別会計、企業会計です。

予算案は、1週間前の9日に予算書をもらっていますので、わたし的には一般会計のみならず、特別会計、企業会計とも、かなり読み込んであります。

けれど、見落としはないか、確認する意味で、きょうは一日中、聴いていました。
実際、いくつか、「なるほど、ここからも質問はできるな」という部分はありました。
というわけで付箋を追加!

今回の予算案、攻め口、切り口はいっぱいあるなあ!

これも質問したい、あれも質問したい。質問は、いっぱいあるけど、質問時間には制限があるので、絞り込みをしていかなければなりません。

わたしはこれまでずっと無会派でしたが、昨年10月に3人会派(「グループ皐(さつき)」といいます)をつくりましたので、初の会派代表質疑(松阪市議会では、代表質問ということになりました)となります。
したがって、質問内容についてはこのグループの中で詰めの議論をしたうえで質問にのぞむことになります。

「グループ皐」の質問日は、33日の午前10時からです。

「代表質問」は、224日に始まって、25日、29日、32日ときて、33日は最終日。
くじ引きで最終の8番くじを引いて、最後です。他の会派ないしは個人は、2日夕方までにすべて終了します。そこで、2日夕から3日朝にかけて、出尽くした質問と答弁の中から積み残された論点を整理したり、他のどこからも出なかった質問を中心に質問内容を組み立てます。

質問通告の締め切りは、2月26日正午ですので、あらかじめ、それは出しておいたうえでの話です。
http://blog.livedoor.jp/kaiju_matsusaka/archives/52250296.html

2016年2月18日木曜日

取手市メールマガジン ひびきメール(議会情報)


【取手市議会から届く「メールマガジン」の紹介】
 
おはようございます。取手市議会事務局です。

平成28年第1回臨時会を本日、午前10時に開会いたします。

議長・副議長・一部事務組合等議員の選挙、常任委員会委員・議会運営委員会委員の選任を行います。

常任委員・議会運営委員の選任後は各委員会で委員長・副委員長の互選を行います。

明日216日(火曜日)は午前9時から議会棟大会議室にて議員全員協議会を開催いたします。

○議員全員協議会内容

・平成28年度当初予算(案)について

・取手市立小中学校適正配置基本計画における小学校の統廃合について

・取手市立小文間公民館の休館期間延長について

・旧藤代保健センターの建物利用について

また、午前10時からは臨時会2日目(最終日)を開催し、市長提出議案の審査を行います。

*会期日程案、審議予定案件は、市ホームページに掲載しています。


(傍聴について)

・本会議、委員会及び議員全員協議会は傍聴できます。ぜひお越しください。

(本会議の中継について)

・取手市議会本会議の実況中継をインターネット上で試験配信しています。

取手市ホームページの左にある「取手市議会」内の関連するカテゴリー「傍聴の方法・映像配信」から「本会議インターネット配信」で録画配信とともにご覧いただけますので、ご利用ください。

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〔発信元〕取手市議会事務局(電話)0297-74-2141(代)

*このメールには返信できません。議会に関するご意見・ご要望は、次のリンク(取手市ホームページ内お問い合せフォーム)をご利用ください。
https://www.city.toride.ibaraki.jp/index.cfm/11,1808,38,351,html

2016年2月17日水曜日

情報収集力アップセミナー

<宮代町議のブログより>

地方議会の機能強化

地方議会の政策立案機能を強化させるためには、議員や議会事務局が情報収集能力を向上させなければならない。そのために、議会図書室は役割を果たしているだろうか。議会のインフラとして議会図書室の活用の仕方を学習するために企画されたセミナーに誘われて、八潮市に行ってきました。

講師は、国立国会図書館の塚田洋氏。これまで、国会議員向けの調査・情報サービスの経験をもとに地方議会図書館(図書室)の研修に携わった方です。期間限定ですが、議員や事務局職員を対象に、各地で研修「一般質問・政策形成に使える議会図書室」を実施し、また、議員必読(できればですが)の『日経グローカル』の全国議会図書室実態調査も監修、してきた人です。

あっ、最初に言っておきますが、宮代町議会に「議会図書室」はありません。会派別の議員控室屋もありません。

小さな議員室というのがあって、ここに椅子、テーブル、書棚が押し込まれている、と言った感じ。書棚には、ばらっと例規集や議員必携の書物が陳列され、議員が手に取ってみるといった形跡がありません。(誰が置いたのか「鬼嫁騒動記なんとか・・」という本も混じっていたりする・・) 

要するに議会図書室インフラの活用のおはなしですが、インフラそのものがない! というのを申しそえておきます。

さらに、宮代町議会の図書インフラというと、ぱらっとおかれた活用歴のない書物のほかに、年代物のパソコンが埃をかぶっておかれています。これは、私が編集委員だった先日まで、たまに(私だけが)使用してました。キーを打ってから文字が出てくるまでに3秒かかるというシロモノ。しかもインターネット、プリンターとは接続していません。重ねて言います。図書インフラそのものが無い! でも、平気です。誰も必要だといっていないですから。

図書インフラがある議会

横道にそれました。失礼。

宮代町の議会図書インフラがお粗末なのは、別に困らない(!?)からいいんです。もう少し大きな自治体の議会では、議員用の部屋もたくさんありますし、議会図書室もしっかり(形としては)整備されています。

しかし、インフラとして整備されている(ふんだんな蔵書と専門司書がいる)のは、都道府県議会と政令市クラスだということです。

都道府県議会ーー蔵書は約30000冊、雑誌・新聞35.2種類、商用DB導入率57.4%。図書職員3.8人(うち専任1.5人、司書0.9人)

政令市議会ーー蔵書は12000冊、雑誌・新聞22.7種類、商用DB導入率55%、図書職員3.6人(うち図書司書0.6人)

県庁所在地の市議会--蔵書は約3000冊、新聞・雑誌12.8種類、商用DB導入率25%、図書室職員2.6人(専任0.1人)

実態は無人の書庫

上記の数字でわかるように、蔵書と司書がそろう議会図書室は、都道府県、政令市まで。どこの議会でも「議会基本条例」の制定が進んで(全国で過半数議会が制定している)いて、議会図書室の整備(活用)をうたっている例は多いのですが、実態は県庁所在地市議会でも「無人の書庫のようです。

その他の市町村議会の議会図書室(書棚)が機能しているとは思えない、と講師の塚田氏は言う。(その通り)

第一、赤じゅーたんが敷きしめられている県議会の建物の中に重厚な議会図書室があっても、ほとんどの議員は活用しないもの。

活用しようと思うなら、自分で探さなくても、パソコン検索になれていなくても、司書がついているのですぞー、うらやましい。かなりの情報が取れるものを残念。

規模の大きな議会(国会は最たるもの)ほど図書機能など含め、なんでも(当然)整備されているものの、えらくなるほど、議員の先生はそんなものには目もくれず「やり得」「既得権」に目が向いてしまうのは、昨日のブログの例に明らか・・。

深層情報がとれる

昨日は、表層で出てくる情報、データはもとより、深層情報の取り方などにも話が及んだ。たのしかったのですが、わたしなどまだまだ未熟で、これからの課題がいっぱい出てきました。
これからの議員活動に、使える! 勉強会でした。
http://kanou-miyashiro.blog.so-net.ne.jp/2016-02-14

2016年2月16日火曜日

会議の公開ということの意味

<松坂市議のブログより>

自治体が自治体固有の政策を形成していくための会議を可能な限り公開していくのは当たり前という当たり前のことを、つい、思う、このごろである。

昨夜、年末の三重県医療審議会に続いて、松阪地域医療構想調整会議を、傍聴した。

この会議の重要度に星を付けるとしたら「☆☆☆☆☆α」となる。

出席者は、三重県医療対策局局長を初めとする医療対策局チームと、三重県医師会、三重県病院協会、三重県看護協会、市町担当者や医療機関など。住民代表は含まれてはいないが、それぞれの専門家たちが、個別の利害ではなく、10年先の地域医療体制の枠組みを設計するための話をしている。

膨大化する医療費を抑制したい厚生労働省の方針をもとに方向性を示している県医療対策局とすれば、この会議でオープンにしている資料はもちろん話の内容自体が、取り扱われ方によってデータが意図しない方向に一人歩きしていくリスクを負っている。現に昨年1120日に公表した急性期病床の削減案に対しては会議の委員たちからの反発も強く、その後の会議からはその数字はいったん撤回、削除している。
しかし、その数字自体は、いまでも公開資料である。

そのようなことがあっても、会議は公開していく。当然、資料も公開していく。

その会議に傍聴というカタチであっても、医療の専門家ではないわたしたちが参加していく過程そのものが、地域政策を判断していくうえで重要であるし、直接政策決定に参加しない立場の人であっても、選挙という際には主権者としてモノ言う立場となることができる。

それが、民主主義なんだろうと思う。

なんの、リスクをおそれてか、会議の開催までに理由も人によって異なり、担当部署の職員でも理由を言葉を濁すような理由で、「非公開」と決めてしまうようなことがあってはならない。
http://blog.livedoor.jp/kaiju_matsusaka/archives/52250031.html