2014年8月31日日曜日

市民の声を反映させる。

<多摩市議のブログより>

 今日は午前中に、レポートの表面のみ印刷。午後は障害者福祉計画の策定に関わる説明会に出てから、一般質問について担当所管へのヒアリングなど。

 障害者福祉計画の策定は当事者の意見をより反映させていくこととし、障害者に関わって活動している団体や事業者の方にも広く呼びかけ、障害種別に専門部会を設置する方式になっています。専門部会からのそれぞれの代表者が策定委員会に所属していくという手法ですが、策定委員会が直接、専門部会へのヒアリングも行うようです。これ、前回策定時と同様の手法を踏襲しています。計画によりよく市民の声を・・・・ということで、市民参加手法を用いているわけですが、実際に参加してどこまで意見反映されるのか?とやや疑問に感じながらも、行政の呼びかけに応じて、今日の説明会に参加している方もおられるような気がしました。

 市民の声を反映させる・・・・。

 一体、どんなところに市民の声を反映させたいと思っているのか、参加した市民個々人の意見が反映された反映されない別として、「参加してよかった」という経験を蓄積することが大事だと思っていますが、得てして・・・私の周りにはせっかく参加したのに「骨折り損だった・・・」気分の方も少なくないのですね。

 このあたり、なぜ、そうなってしまうのだろうか?・・・・ということを少し分析したり、見ていくことも必要かなと思っています。市民に参加してもらう場を作るために、行政職員は結構、準備その他に汗をかいているというか、一生懸命ベストを尽くそうとしているわけで、市民にとっても行政にとっても互いに満足度の高い場をつくるためにはどうしていくことが望ましいのでしょう?

 「参加疲れ」

 と言う言葉は、市民にも行政にも当てはまりそうな気がする今日この頃です。一方、議会は?と言われると、議会に対する市民の期待に応えきれているのかどうか。これまた議会への市民参加も思うように輪が広がっていないという現状も抱えています。「どうせ参加してもよくわからないし、つまらない。」ではなく、「次も参加したくなる」ような取組みをしなければならないはずなのですが、そこまで脱皮するにはもう少し時間が必要なのか、知恵と工夫が必要なのか?時間の経過とともに成長し、発展していけるというたぐいのものではなさそうだと個人的には感じていて、時間が立てば立つほどに何となく低調になっていく予感。さて、どう挽回策を練っていくのか・・・・新しい知恵が欲しいところですね。「前と同じように無難にやり過ごすでいいのか?」を行政に問う議会として、自ら前例踏襲で淡々と過ごしているようでは議会の説得力を自ら低下させるだけ。「人のふり見て我がふり直せ」・・・身に染みる言葉ですね。

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