2014年8月6日水曜日

注目される地方議会

<会津若松市議のブログより>

都議会の野次問題、兵庫県議会の政務活動費不正使用問題、青森県平川市議会議員の市長選にまつわる大量逮捕と地方議会に関わる「事件」が立て続いている。

そんなことで、NHK始め中央のマスコミから立て続けに取材を受けた。
マスコミがこれだけ地方議会に注目するのは、前述したことからだが、次のような話しをした。
不祥事を起こした議会もマスコミも、地方議会は国会と違って二元代表制である、という事の理解がない。
国会の真似をして与党、野党意識で、議会としてのまとまり感がないのが不祥事の原因と考える、と。
他会派の議員を落とし込める目的で野次を飛ばしたり、議会のテーマを持って政務調査すべきなのにそのルールがなかったり、議会の役割を認識せず市長候補に擦り寄ったり、これらは全て二元代表制の一翼である議会の役割を分かっていないからと思う。
マスコミも、一地方議会である都議会の選挙速報を参議院選挙の前哨戦として、与党側何議席、野党側何議席などと報道しているのがおかしいと指摘した。だから、国民も誤解する。
が、当の都議会議員は誤解してならないのに誤解したままのようだ。繰り返すが国会の真似をして。
都議会始め二元代表制の理解が薄い議会(大都市が多い傾向にある)は、議会としての固まり意識が弱く、従って議会改革もなかなか進まない。結果、住民からの信頼性も薄い。
この事に気付く議会が多くなれば、日本の民主主義の醸成に繋がると思う。
尚、「政治山」というポータルサイトに投稿した。
84日だか6日頃アップするとのこと。
議会改革「運動論」を、会津若松市議会の政策サイクルの仕組みなど紹介しながら書いた。


◇ホームページ http://gikaikaikaku.web.fc2.com/


※当会は「不偏不党」です。

※当会のメールマガジン登録(毎月1回の発行予定)及びお問い合わせはこちらへ

0 件のコメント:

コメントを投稿