2014年8月7日木曜日

週末は市ヶ谷の法政大学で議員研修を受けてきました。

<さくら市議のfacebookより>

一度参加したいと思いながらいつも日程が合わず涙をのんでいた
「市民と議員の条例づくり交流会議」です。
今回のテーマは「議会で未来をつくれるか!?」

一日目はパネルディスカッション「行財政縮小時代に地域の未来をどうつくる?自治体の将来ビジョンをどのように選び、実現して行くのか」。
パネリストは、北海道大学名誉教授の神原勝先生、ローカルマニフェスト推進ネットワーク九州代表の神吉信之氏、東京財団の中尾修氏。コーディネーターは法政大学廣瀬克哉先生でした。
自治体の自治基本条例を絵に描いた餅にしないためには「議会基本条例」「総合計画条例」等の関連条例を整備して実効性を持たせるべきである、また総合計画のスパンは首長のマニフェストに合わせて4年が妥当との神原先生のお話に納得。さらに議会基本条例をお飾りにしないためには、1.市民と議会の双方向性の確立 2.長と議会の機関緊張の政治 3.議員間の政策討議の活性化が必要とのお話に、基本条例を制定して一安心している場合ではないなと痛感。(しかしハードルは高し・・)
夜は皆さんで交流会を持たれたようですが、KATOMOKOは久しぶりに実家に顔を出しに行きました。親孝行と言いながら、豪華お寿司をご馳走に(笑

2日目は「公共施設等総合管理計画 縮小時代の未来を市民・議会・行政でどうつくる?」をテーマにパネルディスカッション。
地方自治総合研究所の菅原敏夫氏、氷見市長の本川祐治郎氏、鶴ヶ島市長の藤縄 善朗氏、首都大学東京の饗庭伸先生からお話を聞きました。
市民との対話、WSを重ねて高校体育館を素晴らしい庁舎にリフォームした本川市長、土地区画整理の事業縮小を、丁寧な説明の上英断した藤縄市長、お二方の話を聞くと、行政と市民が直接やり取りした政策決定の道程に、議員の役割、議会の立ち位置が見えません。改めて両輪の一翼を担う合議体である議会の役割について、突き詰めて考える機会となりました。
午後は3つの分科会に分かれてのグループセッション。
A.「どうする!?議員間討議」
B.「やってよかった!議会報告会*行ってよかった!議会報告会」
C.「どうする!?わがまちの公共施設等総合管理計画」
KATOMOKOは悩んだ末「B」を選択。さくら市議会もこの9月に初めての議会報告会を予定しているので、報告会を始めてすでに10年選手の栗山町議会の皆さんを始め、諸先輩方からいろいろなノウハウを伺ってきました。
いろいろな刺激、学び、気づきを得た貴重な勉強会でした。実行委員の皆様、本当にお世話になりました、有難うございます。<(_ _)>

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