2015年5月2日土曜日

1期目、2期目、3期目

<大府市議のフェイスブックより>

ちょっとこみいった話になるので友人限定で。

通知票として大きく票を減らした原因に、争点がなくなったこと、女性の乱立や、低投票率に見る組織票の優位、2期目に大きく票を伸ばしたことによる「自分が投票に行かなくても、票を入れなくても」の心理的作用、選挙戦術上の問題があったとして、

やはり2期目のお仕事のあり方を再点検はせねばなるまい。

1期目はどうしてもストップをかけたいハコモノ事業があって、それで市長と真っ向対立し、いわば「市役所でも議会でも干される」という目にあった。それでもどうしてもストップをかけねば将来に大きな負担となる、と徹底抗戦した。

2期目は、ハコモノが最初に議決されてしまったことで、長や既存勢力と差別化となる対立軸がなくなった。それなら、政策実現や、議会内の和を尊重する中で自分の提案も採用される環境を作ることが、市にとってよりよい結果が残せると判断し、対立軸を設けないようにしつつ「チーム議会」として為せるように、との行動を取ってきた。

FBでは、議会内で提案し改善していった点は細かに書いていたけど、FBまでご覧にならない一般の方には、迎合して埋没して見えてしまった感は否めない。

早川議員と私のコンビで正副委員長をした委員会が、常任委員会のあり方や電子黒板の活用など牽引してきた自負はある。議会改革の特別委員会でも、法制や全国各地の事例を知っているからこその提言はしてきたし、それを他の委員に認知していただくこともできた。

本会議での討論も議会全体で活発になった。私が1期目の時は、共産党さんと私くらいしか討論をしている会派・議員はいなかった。

また、波風立てない形で、提案前に修正に持ち込んだものもあった。

個が見えにくくなることより、市のため議会の改善のために実利をとったのが2期目だったとも言える。

実利と個の議員としての主張が埋没すること、これを埋めるのがWEBによる日常の発信だったハズなんだが、どうも上手くいっていなかったというのが結論。

しかし、個をわかりやすくするために、個による主張を強めると、長は警戒し議会内では「目立つ、波風を立てる」と言われる。

ここを経験でどう両立させていくのかが問われる3期目ということだ。

両立させない、再び個を強めると割り切ってしまえば話は早い。しかし、実現性や議会全体を進めていこうということはあきらめることになるだろう。そこをあきらめていいのか。

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