2017年1月7日土曜日

政務活動費の成果を市政に反映するよう明確化

<矢板市民のブログより>


政務活動費の目的は、議員の調査研究その他の活動により、議員の資質向上、議会における審議充実強化、そして住民の意向を反映した政策提案をして、住民福祉の向上に寄与することである。しかし、その政務活動費の使用の実態は、実際の議会における審議充実強化されたのが見えない。また、成果として政策提案されたのも見えない。

その理由は、議員の資質向上のためとして、調査研究費、資料購入費、広聴広報費など使用したとしても、その結果として、議案審議のどのように成果が上がったのか明らかでない。特に、広聴広報費を使用して、市政報告紙を印刷、配布して政務活動費を使用しているのがある。また調査旅費として、視察をした結果が、どうように市政に反映した成果が定かでない。

 このことは、政務活動費に使用の現実は、「事務所維持・日常活動」に使用していると「全国市民オンブマン香川大会」で報告されている。

 これらの使用をなくためには、政務活動費の成果を条例、使途基準等に明確にし、その実行を証するための審査機関などを設けるべきである。

 政務活動費の市政への反映させることについは、条例、使途基準等に記述されているが、もっと明確に改正すべきである。

 その事例に一つである半田市議会の条例の前文に次ぎように、記述している。

『半田市議会は、市民の多様なニーズにこたえ、市政発展、福祉の向上等、半田市をよりよいまちにするためには、議員個人はもとより議会が一丸となり広い知識とそれを活かす知恵が大きな効果をもたらすと確信している。

よって、半田市の発展を目指し、議会および議員として責任を果たすために、政務活動費を有効に活用することを目的として、ここに本条例を制定する」

「政務活動費運用指針」3半田市議会の政務活動費の最後に「最後に、政務活動費を用いての活動により成果を上げることは必須であること、そして、市民を失望させることはあってはならないことを忘れてはならない。」

そして、「不適正な使用の防止のため」として、政務活動費管理委員会を設置し、政務活動費の使用を事前事後にチエックし、政務活動費による活動の成果を公表する。」

 これからの政務活動費使用には、この半田市議会の政務活動費の使用の成果を明らかに市政に反映するように条例、運用指針等の改正されることを提案する。

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