2017年12月25日月曜日

12月議会が閉会

<八潮市議のブログより>

昨日、12月議会が閉会しました。

市長提案の議案はすべて可決しました。私は議案79号(一般会計補正予算)について討論し反対しました。

また、議案89号(八潮市八条図書館・公民館の指定管理者指定」については賛成しましたが、討論の中で、今後についていくつか意見を述べました。

補正予算の方は、平成クラブの議員が賛成討論(執行部作成の原稿?)をしていました。

今回の補正予算は、大まかにいうと、当初見込んでいた事業が確定・変更したことで予算の増減が生じたもの等の計上が多いので、これらについては異論はありません。しかし、法律・政令施行前にもかかわらず、マイナンバーカードに旧姓併記することに伴うシステム整備を先行させる事業が不透明なため、この点に絞って反対しました。

私は、議案に反対する場合は、市民に対する説明責任から、必ず討論をして理由を述べることにしていますが、多数派の議員の中には、そのことがよく理解されていない方が多いようで、「単に会議録に名前を残したいから」と、揶揄する方がいるようです。

八潮市には議会基本条例はまだ未整備ですが、日本初の議会基本条例となった北海道栗山町の議会基本条例の前文には、次のような記述があります。

議会が町民の代表機関として、地域における民主主義の発展と町民福祉の向上のために果たすべき役割は、将来にかけてますます大きくなる。特に地方分権の時代を迎えて、自治体の自主的な決定と責任の範囲が拡大した今日、議会は、その持てる権能を十分に駆使して、自治体事務の立案、決定、執行、評価における論点、争点を広く町民に明らかにする責務を有している。
自由かっ達な討議をとおして、これら論点、争点を発見、公開することは討論の広場である議会の第一の使命である。このような使命を達成するために本条例を制定する。

本来は、議案毎に議員間の討議が求められるわけですが、八潮市議会では執行部に対する質疑のみで、それは行われていません。しかも、委員会の会議録も作成・公開されていない中、今は会議録の残る本会議で討論をして論点を明らかにするしかないのです。

いつも思うのですが、予算はすべてまとめて計上されるため、中には賛成したい内容も多々ありますが、そうかといって疑問のある予算まで賛成できないので、賛否はいつも迷います。個別の事業毎に計上されれば、こんなに迷うことはないのですが

議員提出議案(意見書)は、合計7件提案されましたが、2件のみ可決されました。1件は、市の組織変更に伴う議会の常任委員会の所管変更なので、(当たり前ですが)全員賛成。


もう1件は福野議員が提案者となった「政治分野における男女共同参画の推進を求める意見書」で、これは平成クラブのみ反対で、128で可決となりました。長年の懸案だったので、提出者がだれであっても、この可決は本当に嬉しいです。嬉しい嬉しい
昨日の私のブログやその後アップしたfacebookで、すでに多くの方から「超いいね!」「いいね!」が寄せられ、多くの方がシェアして下さっています。多くの方が関心を寄せて下さっていることに感謝です。


今日は、午後から新宿での打合せ会議が延期となった為、明日の組合議会に備え準備をします。また、頼まれていた原稿の第一稿校正が送られてきたので、これも処理することにします。

昨夜は、閉会し緊張が緩んだせいか、食事時のアルコールのせいか、朝まで爆睡状態でした。

http://diary.e-yazawa.her.jp/?eid=877738

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